
Xdll(エックスディル)選手は、VALORANT競技シーンにおいて日本屈指のイニシエーターとして知られるプロゲーマーです。
FENNEL、SCARZでの活躍を経て、2024年10月に名門ZETA DIVISIONへ加入。
その卓越した索敵能力と、ここぞという場面で撃ち勝つフィジカルの強さは、多くのファンを魅了し続けています。
2025年11月の『Red Bull Home Ground 2025』 では3位、また12月2日(火)から12月7日(日)に行われる『SOOP VALORANT LEAGUE 2025』にも参加します。
「あの吸い付くようなエイムはどうやって生まれるのか?」「Xdllの使用デバイスを知って同じ環境を整えたい」と考える人も多いはずです。

Xdll選手のような精密なマイクロフリックを手に入れたい方は、ぜひデバイス選びの参考にしてください!
目次
Xdll(エックスディル) プロフィールと経歴
まず、Xdll選手の基本情報とこれまでの経歴をおさらいしましょう。
10代から国内トップリーグで活躍し、「天才」と称されてきた彼のキャリアは、デバイス選びへのこだわりにも繋がっています。
| 名前 | Xdll(エックスディル) |
| 本名 | Yuto Mizomori |
| 読み方 | エックスディル(愛称:ドゥル) |
| 生年月日 | 2005年12月11日 |
| 所属チーム | ZETA DIVISION (2024.10~) |
| 過去の所属 | SCARZ (Loan), FENNEL |
| メインロール | イニシエーター (Sova, Fade, Skye) |
| X (Twitter) | @XdllVL |
| Twitch | xdll_vl |
Xdll選手は、非常に若い年齢でプロキャリアをスタートさせました。
FENNEL時代には国内大会で幾度もクラッチプレーを見せ、SCARZへのレンタル移籍期間中もチームの主力として活躍。
そして2024年、満を持してZETA DIVISIONへ加入しました。
Sova(ソーヴァ)やFade(フェイド)といったイニシエーターを使用しながら、デュエリスト顔負けのキルポテンシャルを持つのが特徴です。
身長や彼女の噂は?
サジェストキーワードでよく見られる「Xdll 身長」については、公式な数値は公表されていません。
しかし、オフライン大会での様子から170cm台後半ではないかと推測されています。
また「彼女」などの噂についても信憑性のある情報は確認されておらず、現時点では競技活動にストイックに打ち込んでいる様子が伺えます。
Xdll選手の使用デバイス一覧
Xdll選手のプレイスタイルである「ローセンシでの精密なエイム」と「素早い視点移動」を支える主要デバイスをまとめました。
Xdll使用デバイス比較表
| カテゴリ | Razer Viper V3 Pro | Wooting 60HE+ | BenQ ZOWIE XL2566K | Pulsar Gaming Gears ES1 | SHURE SE215 |
| 製品名 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 特徴 | 54gの超軽量&最新センサー搭載。 プロ使用率No.1モデル。 | ラピッドトリガー搭載。 ストッピング速度が劇的に向上。 | 360Hz+DyAc+技術。 残像感ゼロのプロ標準モニター。 | 滑りすぎず止めやすいバランスタイプ。 eSports向けハイエンドマウスパッド。 | 高遮音性の定番モニターイヤホン。 ゲーム音と足音がクリアに聴こえる。 |
| 評価 | (5/5) | (5/5) | (5/5) | (4.3/5) | (4.3/5) |
| 価格(目安) | 26,480円 | 32,980円 | 117,979円 | 4,380円 | 15,414円 |
| 購入リンク |
各デバイスの特徴と選定理由
ここからは、Xdll選手が愛用する各デバイスの詳細と、なぜそのデバイスが選ばれているのかを解説します。
ゲーミングマウス:Razer Viper V3 Pro
Xdll選手がメインで使用しているのは、「Razer Viper V3 Pro」です。
プロシーンで圧倒的なシェアを誇る超軽量ワイヤレスマウスで、Xdll選手のようなローセンシプレイヤーにとって理想的な選択肢といえます。
Viper V3 Proの特徴
- 重量約54g:腕を大きく振っても疲れにくく、初動の速さが段違い。
- Focus Pro 35K オプティカルセンサー:ガラス表面でも追跡可能な最高峰の精度。
- 8000Hzポーリングレート対応:PCへの入力遅延を極限まで削減。
以前はG PRO X Superlightシリーズを使用していた時期もありましたが、ZETA移籍前後から、より軽量でグリップ形状がつかみ持ち・つまみ持ちに適したViper V3 Proへ移行しています。
細かいエイム調整と激しい視点移動を両立させるための「武器」です。
マウスパッド:Pulsar Gaming Gears ES1
マウスパッドには、「Pulsar Gaming Gears ES1」の使用が確認されています。
以前はコントロール系の代名詞「ZOWIE G-SR-SE Rouge」を愛用していました。
しかし、現在は湿気への耐性と滑り出しの良さを求めてハイブリッド系のPulsar製へシフトしたようです。
Pulsar ES1の特徴
- ハイブリッド表面:布製ながら湿気に強く、常に一定の滑りを維持。
- 絶妙なバランス:初動は軽く、止めたい位置でピタッと止まるコントロール性能。
- 超強力な裏面グリップ:激しい操作でもデスクからズレない。
Xdll選手のエイムの根幹である「マイクロフリック(微細なエイム修正)」を支えているのがこのパッドです。
キーボード:Wooting 60HE+
VALORANTプロの神器とも言える「Wooting 60HE+」をXdll選手も使用しています。
このキーボード最大の特徴は「ラピッドトリガー機能」によるストッピング速度の向上です。
Wooting 60HE+の特徴
- ラピッドトリガー:キーを離した瞬間にリセット判定が入るため、移動から射撃への移行(ストッピング)が最速で行える。
- アナログスイッチ:アクチュエーションポイント(反応する深さ)を0.1mm単位で調整可能。

モニター:BenQ ZOWIE XL2566K
モニターは、FPSプロの業界標準である「BenQ ZOWIE XL2566K」を使用。
360Hzの高リフレッシュレートと、BenQ独自の残像低減技術「DyAc+」が搭載されています。
XL2566Kの特徴
- 360Hz駆動:敵の動きがヌルヌルと滑らかに見え、視認性が劇的に向上。
- DyAc+:激しい視点移動時やフルオート射撃時でも画面のブレを抑え、リコイルコントロールがしやすくなる。
- Black eQualizer:暗い場所に隠れた敵を見つけやすくする機能。
ソーヴァのリコンボルトを目で追いかけたり、一瞬飛び出してきた敵に反応したりするイニシエーターの役割において、情報の「見やすさ」は直結して強さになります。
イヤホン:SHURE SE215
オーディオデバイスには、長年の定番「SHURE SE215」を採用しています。
高遮音性イヤホンとして有名で、オフライン大会のような騒がしい環境でもゲーム音に集中できる設計です。
Xdll選手のVALORANT設定(Settings)
デバイスと同じくらい重要なのが、ゲーム内設定です。
Xdll選手は「ローセンシ」に分類される設定で、精密な射撃を重視しています。
Xdllの感度設定
- DPI:800
- ゲーム内感度:0.285
- eDPI:228
- ポーリングレート:4000Hz (Viper V3 Pro使用時)
- ADS感度:1.0
eDPIが228という数値は、プロ平均と比較してもやや低め~平均的なローセンシ設定です。
腕を大きく使って視点移動を行い、手首や指先で微調整を行うスタイルに適しています。
クロスヘア設定例
- カラー:シアン (Cyan)
- インナーライン:1 / 3 / 2 / 2
- アウトライン:OFF
- センタードット:OFF
視認性の高いシアンやグリーンを好み、シンプルなボックス型クロスヘアを使用しています。
Xdll選手に関するよくある質問(FAQ)
ここではXdll選手に関するよくある質問をまとめました!
Q. Xdll選手の読み方は何ですか?
A. Xdll選手の読み方は「エックスディル」です。
ファンや実況者からは愛称として「ドゥル」と呼ばれることもあります。
Q. Xdll選手が使用しているマウスパッドはどれですか?
A. Xdll選手は現時点で「Pulsar Gaming Gears ES1」または「ES2」を使用しています。
以前はZOWIE G-SR-SE Rougeを使用していました。
まとめ|ZETA Xdllのデバイス環境を再現しよう
今回はZETA DIVISION所属のXdll選手の使用デバイスと設定について解説しました。
改めて、Xdll選手のセットアップをおさらいしましょう。
Xdllの使用デバイス一覧
- マウス:Razer Viper V3 Pro
- マウスパッド:Pulsar Gaming Gears ES1
- キーボード:Wooting 60HE+
- モニター:BenQ ZOWIE XL2566K
- イヤホン:SHURE SE215
現時点におけるVALORANT競技シーンの「結論構成」とも言えるラインナップです。
Xdll選手のような「冷静かつ精密なイニシエーター」を目指すなら、まずは形から入るのも上達への近道。
これらを揃えて機材による言い訳をなくし、ランクアップを目指して練習に励んでみてはいかがでしょうか。

※価格・スペック・使用状況は記事更新時点の情報を元に記載しています。プロゲーマーのデバイスは頻繁に変更される可能性があります。
















