
こんな悩みを抱えている方はとても多いです。
2025年の発売から半年が経ち、ようやく落ち着いて購入できるようになった「Nintendo Switch 2」。
一方で、据え置きハイエンド機の王道として根強い人気を誇る「PS5」。
最近では『ホグワーツ・レガシー』や『Fortnite』など、両機種で遊べる人気タイトルも増えてきたため、違いが分かりにくくなっているのも事実です。

結論からいうと、携帯できるミドルスペック機として大進化したSwitch2は非常に優秀ですが、4K/120fpsの圧倒的な没入感とパワーは、依然としてPS5の大きなアドバンテージです。
目次
Switch2 vs PS5 スペック・実測値比較表
まずは、PS5とSwitch2のスペックと実測ベースのプレイ感をざっくり比較してみましょう。
Switch2は先代から大幅にパワーアップしていますが、据え置き専用機であるPS5とは「土俵」が少し異なります。
※性能数値は、現時点で公開情報や各種検証をもとにしたおおよその目安であり、タイトルや設定によって変動します。
| 項目 | PS5 | Switch2 | 比較結果 |
|---|---|---|---|
| GPU性能 | 約10.3 TFLOPS | 約4.0 TFLOPS (ドック時・推定) | PS5がおおよそ2〜3倍高性能 |
| 解像度 | ネイティブ4K出力対応 | AIアップスケーリングによる擬似4K (DLSS) / 1080p | PS5は細部の描画がより緻密 |
| フレームレート | 最大120fps対応タイトルあり | 多くのタイトルで最大60fps | FPS/TPSなど動き重視ならPS5が優勢 |
| 携帯モード | 不可(別途Portal等の周辺機器が必要) | 可能(8インチ画面 / ドックでTV出力) | 外でも遊べる点はSwitch2最大の強み |
| ロード時間 | 超高速SSDで、体感ほぼ待ち時間なしのタイトルが多い | 高速SSDで、数秒程度のロードが発生する場面あり | 快適性はPS5が一歩リード |
画質と技術の違い
Switch2はNVIDIAのDLSS技術により、携帯機とは思えないほど美しい「擬似4K映像」をテレビに出力できます。
DLSSはAIによるアップスケーリング技術で、実際のレンダリング解像度より高い解像度で表示できるのが特徴です。
一方で、対応タイトルに限られますが、PS5はネイティブ4Kレンダリングやレイトレーシングに対応しており、光の反射や影の表現、遠くの景色の描き込み量といった点で、依然として一段上のクオリティを体験できます。
ロード時間の実感
Switch2も高速ストレージを搭載しており、先代Switchのような「ロードが長くてダレる」場面は大幅に減りました。
ただし、タイトルやエリアによっては数秒〜十数秒程度の待ち時間が発生することもあります。
それと比べると、PS5は「ファストトラベルを押したら一瞬で場面が切り替わる」ようなタイトルも多く、ロードの速さだけで見ればPS5がまだ有利と言えます。
【実機検証】Switch2とPS5でゲーム体験はどう変わった?

ここからは、実際に両機種で遊べる代表的な人気タイトルを例に、「画質」「フレームレート」「遊び方の違い」をチェックしていきます。
Hogwarts Legacy(オープンワールドRPG)
PS5版はネイティブ4K出力や影/光の表現が圧倒的で、城内や森の風景など細部の描写が高精細。
Switch2版はDLSSによるアップスケーリングにより携帯機としては驚くべきクオリティで遊べます。
持ち運びプレイとの組み合わせで、通勤中やベッドで寝転びプレイなど、柔軟な遊び方が可能です。
Minecraft(サンドボックス)
全世界で圧倒的な人気を誇るサンドボックスゲーム。
PS5版では、高解像度表示によりブロックの輪郭や遠くの建築物までクッキリ見え、大規模な建築ワールドやレッドストーン回路の確認がしやすいのがメリットです。
Switch2版は、そこまで描画にシビアでないジャンルということもあり、携帯モードとの相性が非常に良好。
ベッドでゴロゴロしながら作業する/外出先で少しだけ採掘や探索を進めるといったプレイスタイルが快適です。
クロスプレイ対応タイトルなので、「画質重視ならPS5」「手軽さ重視ならSwitch2」どちらを選んでもフレンドと一緒に遊びやすいのもポイント。
Fortnite(バトルロイヤル)
競技性の高いバトルロイヤルゲームでは、フレームレートと視認性が勝率に直結します。
PS5版は高フレームレート対応かつ描画距離も長く、遠くの敵や建築物を認識しやすいため、ガチで勝ちを狙うならPS5が有利です。
とはいえ、Switch2版も「どこでも遊べる」という意味での強みは健在。
友達とボイスチャットしながらカジュアルに遊ぶ」「外出先でデイリーミッションだけ消化する
競技性やランクマ重視 → PS5、カジュアルに楽しみたい → Switch2という形で、自分の遊び方に合わせて選ぶのがベストです。
Switch2時代、PS5はまだ「買う価値アリ」なのか?

Switch2が発売された直後、「もうPS5はオワコンでは?」「これから買うならSwitch2一択?」といった声もSNSや掲示板でよく見かけました。
ですが、2025年時点ではPS5とSwitch2は役割がハッキリ分かれた“共存関係”になっており、「どちらかが完全に終了した」という状況にはなっていません。
ざっくり言うと、
- PS5:4K/120fpsクラスの映像体験や、据え置きならではのリッチなゲーム環境を楽しむハイエンド機
- Switch2:「持ち運べるミドルスペック機」として、そこそこ高画質&携帯性を両立した万能機
という立ち位置です。どちらが「正解か」ではなく、あなたのプレイスタイルに合うかどうかで選ぶのがポイントになります。
こんな人にはどっちがおすすめ?
- ハイエンド志向・対戦ゲームガチ勢:
『Apex Legends』や『Fortnite』などで勝ちを狙いたい、4Kテレビや144Hzモニターで最高のグラフィックを堪能したいなら、PS5(必要に応じてPro含む)がおすすめです。 - カジュアル〜ミドル層・スキマ時間プレイ重視:
任天堂タイトルやRPG、インディーゲームを中心に、通勤中やベッドの上など場所を選ばず遊びたいなら、Switch2がおすすめです。携帯モードとドックモードを切り替えられる“自由度の高さ”は他ハードにはありません。
Switch2はたしかに「持ち運べるPS4 Proクラス」と言われるほど性能が上がりましたが、4K/120fpsクラスの圧倒的な映像体験という意味では、依然としてPS5の優位性は健在です。
逆に言えば、「最高画質で遊びたいならPS5」「どこでも気軽に遊びたいならSwitch2」と役割がきれいに分かれているので、あなたのライフスタイルに合わせて選べば「どっちを買っても損はしない」状態になっています。
性能重視なら「PS5 × 144Hzモニター」が最強クラスの選択

「FPSやアクションゲームで勝ちたい」「4Kの圧倒的な映像美を味わいたい」という方にとって、Switch2ではカバーしきれない部分があります。
PS5はスペックに余裕があり、タイトルによっては120fps出力に対応しているため、映像・操作応答ともにワンランク上の体験が可能です。
そしてPS5の性能をしっかり発揮するなら、144Hz以上のゲーミングモニターを合わせるのが定番。
60HzのSwitch2と比べると、敵の動きの滑らかさ・視認性・入力遅延の少なさが段違いで、特にFPS/TPSの勝率に直結します。
144Hz以上のモニターを使うメリット
- ヌルヌル動く → 索敵性能が上がる
- 入力遅延が少ない → エイムが安定する
- 素早いカメラ操作でも残像が出にくい
- 対戦ゲームで“見える世界”が変わる
「同じPS5でも、普通のテレビで遊ぶのとゲーミングモニターで遊ぶのでは別物」という声が多いのはこのためです。
PS5の性能を引き出すおすすめ144Hzモニター比較
| 商品名 | BenQ ZOWIE XL2411K | IODATA GigaCrysta | ASUS VG258QR-J |
| 商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格(税込) | 17,980円 | 16,800円 | 24,724円 |
| Amazon評価 | (4.5/5) | (4.3/5) | (4.3/5) |
| ブランド名 | BenQ ZOWIE | I-O DATA | ASUS |
| リフレッシュレート | 144Hz | 165Hz | 165Hz |
| 応答速度 | 1ms | 1ms | 0.5ms |
| 特徴 | プロ使用率No.1 FPS特化で視認性が高い | コスパ重視 日本メーカーで安心 | 0.5ms応答速度 G-SYNC互換あり |
| 購入サイト |
※価格は記事執筆時点のものです。
PS5で勝ちたい人が“モニター環境”を整えるべき理由
Switch2では多くのタイトルが60fps上限のため、競技性の高い対戦ゲームではどうしても限界があります。
PS5と144Hzモニターの組み合わせは、視認性・反応速度・操作のしやすさすべてが一段上のレベルで、ガチ勢はもちろん、一般プレイヤーでも実感しやすい恩恵があります。
「FPSでなぜか勝てない」「敵が見えない」と感じているなら、モニターの買い替えは最も効果が出やすい投資といえます。
ライフスタイルで選ぶ!あなたに合うのはSwitch2?PS5?
性能だけでなく、“いつ・どこで・どう遊ぶか”を基準にすると、どちらのハードが自分に合っているかがより明確になります。
ここからは、普段の生活スタイル別に最適なハードを紹介します。
通勤中・ベッド・ソファで気軽に遊ぶなら「Switch2」
Switch2は画面サイズが8インチに大型化し、携帯モードのプレイ体験が大幅に向上しました。
「平日は移動時間でコツコツ進める」「寝転がりながらのんびりプレイ」という遊び方がしたい人にピッタリです。
- 外でも家でも同じゲームを続けられる
- RPG・シミュレーション・インディーと相性抜群
- 任天堂タイトルを遊べるのはSwitchだけ
特に『ゼルダ』『ポケモン』『マリオ』がメインの人は、Switch2を選んで後悔しません。
休日に“映画のようなゲーム体験”をしたいなら「PS5」
「平日は忙しいけれど、休日は家でガッツリ遊びたい」というユーザーにはPS5が最適。
大画面テレビやゲーミングモニターと組み合わせれば、まるで映画を見ているようなレベルの描写力を体験できます。
- 4K+高フレームレートで没入感が圧倒的
- コントローラーの触覚フィードバックが超リアル
- 『FF』『GTA』『スパイダーマン』などリッチなタイトルが豊富
また、Ultra HD Blu-ray対応モデルなら映画プレイヤーとしても利用可能。エンタメ機としての価値も高いのがPS5の魅力です。
まとめると、「日常のすき間時間で遊びたい → Switch2」「週末にガッツリ遊びたい → PS5」という選び方が最も失敗しません。
Switch2・PS5に関するよくある質問
Switch2とPS5選びで実際によく聞かれる疑問を、Q&A形式でサクッとまとめました。
Switch2とPS5はどっちが長く遊べますか?
ゲーム寿命は「遊びたいジャンル」によって変わります。任天堂タイトル(ゼルダ、マリオ、ポケモンなど)を長期的に楽しみたい場合はSwitch2がおすすめ。
一方、最新AAAタイトルや高画質重視のゲームを長く遊びたい場合はPS5が有利です。
PS5 Proを見据えると、今後の対応タイトル数も多くなる見込みです。
Switch2とPS5のグラフィック差はどれくらい?
PS5はネイティブ4Kや120fpsに対応しており、描写の細かさやライティング表現は一歩先を行きます。
特にオープンワールドゲームでは、遠景の解像度・影・水面の反射などの差が分かりやすく出ます。
Switch2はDLSSによる「高画質アップスケーリング」が強みで、携帯機としては驚くほど綺麗ですが、PS5ほどの描写力には届きません。
ゲーム初心者でも扱いやすいのはどっち?
ゲームに慣れていない人、子供でも扱いやすいのはSwitch2です。
理由は以下の通りです:
- 携帯モード → 気軽に遊べる
- ボタン配置がシンプル
- 任天堂タイトルの難易度設計がやさしい
PS5も難しいわけではありませんが、本格的なゲーム体験を楽しむためのハードという印象が強いです。
Switch2とPS5、両方買う意味はある?
好きなジャンルがはっきり分かれているなら、両方のハードを持つ価値は十分あります。
- Switch2 → 日常のスキマ時間・携帯プレイ用
- PS5 → 休日の没入型プレイ用
プレイスタイルが全く違うため、2台持ちが一番幸福度が高いという意見も多いです。
Switch2はPS5の代わりになる?
基本的には「代わりにはならない」が結論です。
Switch2は携帯性と手軽さが最大の強みであり、PS5のように4K/120fpsでAAAタイトルをフルスペックで楽しむ用途には向きません。
逆に、PS5はどこにでも持ち運べるわけではないため、Switch2の機動力をカバーできません。
つまり、役割が完全に違うため“代替”ではなく“使い分け”が最適です。
まとめ:共存する2つの最強ハード。あなたにとっての正解はどっち?

Switch2とPS5は、一見ライバル関係に見えますが、実際にはまったく異なる強みを持つ“共存型”のゲームハードです。
- 最高峰の映像体験・高フレームレート・対戦で勝ちたい → PS5
- 手軽さ・携帯性・任天堂タイトルを遊びたい → Switch2
どちらも完成度が高く、「どっちを選んでも後悔しない」ハードですが、最も大切なのは “あなたがどんなスタイルでゲームを楽しみたいか” です。
・ソファで腰を据えて映画のようなゲームを楽しみたい? → PS5
・通勤中やベッドで気軽に遊びたい? → Switch2
ゲームは生活の一部です。あなたのライフスタイルを想像しながら、末長く付き合える一台を選んでみてください。





