
本記事ではこんな悩みを解決します。
ゲーミングPCのグラボは高価格でなかなか手が届かないというイメージが根強いですが、実はコストパフォーマンスの良いグラボもあるので注目しておきましょう。
安価でスペックの高いグラボを入手できれば、その分のコストを周辺機器の充実などに使えて便利です。
そこで本記事では、ゲーミングPCにおすすめのグラボを解説しながら、コスパ最強の安いグラフィックボードをいくつかピックアップしていきます。
目次
- グラフィックボード・グラボとは
- グラフィックボード・グラボの価格相場
- グラフィックボード・グラボの人気メーカー
- ゲーミングPCにおすすめのグラボの選び方
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選の性能比較表
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選【安い・コスパ最強あり】
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ①MSI VD8560
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ②MSI VD7553
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ③GIGABYTE GV-N4060D6-8GD
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ④MSI VD7849
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑤PNY VD8564
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑥ASUSTek DUAL-RTX3060-O12G-V2
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑦MSI VD5931
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑧MSI VD7721
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑨MSI VD8664
- ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑩MSI VENTUS 2X
- ゲーミングPCにおすすめのグラボを安く買う方法
- ゲーミングPCにおすすめのグラボに関するよくある質問
- グラフィックボードの売れ筋人気ランキング
- まとめ:ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選【安い・コスパ最強のグラフィックボードあり】
グラフィックボード・グラボとは
グラフィックボード(通称「グラボ」)とは、パソコン上の画像・写真・動画・映像を処理する部品のことです。
パソコンで生成された映像データをモニターに出力する「映像出力」と、3Dゲームや高解像度動画など負荷の高い画像処理を実行する「画像処理」を主な機能としています。
グラボの機能が高いとパソコンの映像処理能力が向上し、高フレームレートや高画質でのゲームプレイがしやすくなるのがポイント。

また、4Kや8Kなどの高解像度動画をカクつきなく快適に視聴できるようになるため、映画など映像コンテンツの視聴にもおすすめです。
よりリアルで美しい映像を追求したいときや、動きの速いゲームでも遅延やカクつきのない描画にしたいときは、高スペックなグラフィックボードにしてみましょう。
グラフィックボード・グラボの価格相場
グラフィックボード・グラボの価格は、1~3万円台のローエンドモデルから20万円以上するハイエンド向けモデルまで多彩です。
5万円前後であれば一般的なフルHD解像度に対応できるスペックであり、ドキュメント作業向けのPCや多少高画質なフレームレートへの対応ができます。
10万円を超えると4K解像度のモニターにも対応しやすくなり、グッと映像・画像描写力が上がるので参考にしてみましょう。
15万円以上のグラフィックボードであれ8K解像度などトップレベルのスペックにも対応できるモデルが出てくるので、ハイエンド向けグラボにしたいときにおすすめ。
また、GPUの種類・VRAMの容量・メーカーやブランドによってもグラフィックボードの価格は変動します。

グラフィックボード・グラボの人気メーカー
グラフィックボード・グラボの人気メーカーとして、「ASUS(エイスース)」「GIGABYTE(ギガバイト)」「MSI(エムエスアイ)」などが挙げられます。
いずれも世界的に人気なブランドであり、グラフィックボードだけでなくPCやゲーミングデバイスの製造も手がけているのでチェックしてみましょう。
また、グラフィックボードに搭載されるGPUメーカーとして有名なのは「NVIDIA」「AMD」です。
NVIDIA(エヌビディア)はGeForceシリーズで有名で、ゲーミング分野で圧倒的なシェアを誇ります。
AMD(エーエムディー)はRadeonシリーズで有名で、NVIDIAと並ぶGPUメーカーとして成長しているのがポイント。

ゲーミングPCにおすすめのグラボの選び方
ここでは、ゲーミングPCにおすすめのグラボの選び方を解説します。
グラボの選び方に迷ったときは、以下をご参考ください。
ゲーミングPCにおすすめのグラボの選び方
- プレイするゲームの推奨スペックから選ぶ
- メーカー・ブランドで選ぶ
- PCケースのサイズで選ぶ
- 価格帯・コスパで選ぶ
それでは順番に解説していきます。
1. プレイするゲームの推奨スペックから選ぶ
ゲームのタイトルによっては、推奨スペックを公開している場合があるので公式サイト等をチェックしてみましょう。
SteamやEpic Gamesなどのゲームプラットフォームでも、ゲームの推奨スペックを確認できるケースがあります。
例えば「Apex Legends」の場合、以下の通り推奨スペックが公開されています。
「Apex Legends」推奨環境
- OS:64ビット版Windows 10
- CPU: Intel i5 3570Kおよび同等のプロセッサ
- RAM: 8 GB
- GPU: Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
- GPU RAM: 8 GB
- ハードドライブ: 75 GB以上の空き容量
推奨スペックはそのゲームタイトルをより快適にプレイするために推奨されるPCの性能であり、できれば推奨スペックを満たす環境にしておくとよいでしょう。
推奨スペックを満たすグラボを選ぶことで、ゲームを高画質・高フレームレートで快適にプレイできます。
一方、必須スペックは、その名の通りそのゲームタイトルをプレイするときに最低限必要となるスペックのことです。

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Apex Legendsのグラフィックボードおすすめ8選【推奨スペックもご紹介】
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2. メーカー・ブランドで選ぶ
グラフィックボード(グラボ)を選ぶ際、メーカーやブランドから選ぶのもおすすめです。
製品の品質・性能・アフターサービスなどを基準に選定し、かつ世界的に有名なブランドにしておけば、一定のクオリティは期待できます。
例えばASUSは高品質・高性能な製品が多く、ゲーマーやクリエイターから高い信頼を得ています。
MSIもゲーミングPCパーツに強いメーカーであり、冷却性能やデザインに優れた製品を多数展開しているのでおすすめです。
その他、自作PCに強い玄人志向、コンパクトなグラボに強いZOTACなど、メーカーごとの特徴を比較してみてもよいでしょう。

3. PCケースのサイズで選ぶ
ケースに収まらないグラボを選んでしまうと物理的に取り付けられず、せっかく購入したグラボが無駄になってしまうので注意が必要です。
PCケースには、フルタワー、ミドルタワー、ミニタワー、小型ケースなど、さまざまなサイズがあります。
フルタワーが最も大きく、小型ケースが最も小さいサイズであり、グラボが問題なく入りきるか事前にサイズチェックすることが欠かせません。

また、高性能なグラボほど基板が長く、冷却ファンも大きくなる傾向があります。
あまりパンパンに詰め込みすぎるとケースの冷却性能が下がる可能性もあるので、「入りきるか」だけでなく「冷却機能を妨げないか」など複数の視点で選ぶのがおすすめです。
4.価格帯・コスパで選ぶ
予算内で最高のパフォーマンスを得るために、コストパフォーマンスを重視していく方法もあります。
フルHD解像度での軽めのゲームプレイであれば、ハイエンド向けのグラボは不要です。
オーバースペックになってしまい、却ってグラボを動かすための電気代が勿体なく感じられてしまうこともあるので注意しましょう。
反対に、ハイスペックなPCをスムーズに動かしたいときは、グラボもハイエンド向けモデルにするのがおすすめです。
WQHDから4K解像度でのゲームプレイや高解像度動画編集、プロ向けの3DCG制作をするときも、高価格帯からチェックしていくのがポイント。

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コスパ最強のグラボおすすめ12選を性能比較【ゲーミングPC用】
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ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選の性能比較表
ここでは、ゲーミングPCにおすすめのグラフィックボードを紹介しながら、性能を一覧で比較していきます。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選の性能比較表
商品名 | MSI VD8560 | MSI VD7553 | GIGABYTE GV-N4060D6-8GD | MSI VD7849 | PNY VD8564 | ASUSTek DUAL- RTX3060-O12G-V2 | MSI VD5931 | MSI VD7721 | MSI VD8664 | MSI VENTUS 2X |
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格(税込) | 60,940円 | 52,300円 | 69,800円 | 76,092円 | 74,709円 | 50,303円 | 5,416円 | 89,000円 | 130,000円 | 159,800円 |
Amazon評価 | (4.6/5.0) | (4.6/5.0) | (4.5/5.0) | (4.6/5.0) | (4.5/5.0) | (4.5/5.0) | (4.2/5.0) | (4.6/5.0) | (4.6/5.0) | (4.8/5.0) |
ブランド名 | MSI | MSI | GIGABYTE | MSI | PNY | ASUS | MSI | MSI | MSI | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 4060 | NVIDIA GeForce RTX 3060 | NVIDIA GeForce RTX 4060 | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti | NVIDIA GeForce RTX 4060 | NVIDIA GeForce RTX 3060 | NVIDIA GeForce GT 710 | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti | NVIDIA GeForce RTX 4070 | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti Super |
RAMサイズ | 8 GB | 12 GB | 8 GB | 8 GB | 8 GB | 12 GB | 2 GB | 8 GB | 12 GB | 16 GB |
GPU速度 | 2505 MHz | 1807 MHz | 2460 MHz | 1695 MHz | 1830 MHz | 1867 MHz | 1040 MHz | 1770 MHz | 2520 MHz | 2655 MHz |
解像度 | 7680x4320 | 7680x4320 | - | 7680x4320 | - | 7680x4320 | - | - | 7680x4320 | 7680x4320 |
メモリ クロック数 | 2505 MHz | 1807 MHz | 17000 MHz | 1695 MHz | 1830 MHz | 15 GHz | 1600 MHz | 1770 MHz | 8.4 GHz | 21000 MHz |
ビデオ出力 | DisplayPort, HDMI | DisplayPort, HDMI | HDMI | DisplayPort, HDMI | DisplayPort | DisplayPort, HDMI | VGA, DVI, HDMI | DisplayPort, HDMI | DisplayPort | DisplayPort |
VRAMタイプ | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR3 | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6X |
重量 | - | 1041 g | - | - | - | - | - | - | - | - |
サイズ | - | 23.5長さ x 12.4幅 cm | - | 17.2長さ x 12.5幅 cm | 21長さ x 11.5幅 cm | 20長さ x 12.3幅 cm | 14長さ x 19幅 cm | 27.8長さ x 13.1幅 cm | 24.2長さ x 4.3幅 cm | 24.1長さ x 12.4幅 cm |
カラー | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック |
購入サイト |
同じ機能を持つグラフィックボードでも、性能やスペックはそれぞれ異なります。
ゲームの推奨環境を満たすグラボや、ゲーミングPCの性能を最大限活かせるグラボを探すためにも、まずはスペックの比較をしながら決めていくのがおすすめです。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選【安い・コスパ最強あり】
ここでは、ゲーミングPCにおすすめのグラフィックボードについて、ひとつずつ特徴を解説していきます。
気になる商品の詳細を知りたいときにお役立てください。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選【安い・コスパ最強あり】
それでは順番に解説していきます。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ①MSI VD8560
商品名 | MSI VD8560 |
価格 | 60,940円 |
Amazon評価 | 4.6/5.0 |
ブランド名 | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
RAMサイズ | 8 GB |
GPU速度 | 2505 MHz |
解像度 | 7680x4320 |
メモリクロック数 | 2505 MHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort, HDMI |
VRAMタイプ | GDDR6 |
重量 | - |
サイズ | - |
カラー | ブラック |
「MSI VD8560」は、NVIDIA社のGeForce RTX 4060 GPUを搭載しているグラフィックボードです。
Ada LovelaceアーキテクチャのミドルレンジGPUとしても有名なので、過不足なく使えるグラフィックボードが欲しいときにおすすめ。
TORX FAN4.0という冷却ファンを搭載していて、2つの異なる形状のファンブレードを組み合わせることによる効率的な冷却を実現しているのがポイント。
一対のファンブレードを外輪部分で結合させることで、搭載されている大型ヒートシンクにエアフローをさらに集中させ、より効率的に冷却できます。
高い冷却性能があるグラボだと、高負荷なゲームや作業でも安定した動作を実現できるので事前にチェックしておきましょう。

値段が安く消費電力も低めのグラフィックボードとして定番になっているので、最高レベルのスペックまで求めない人にこそおすすめできます。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ②MSI VD7553
商品名 | MSI VD7553 |
価格 | 52,300円 |
Amazon評価 | 4.6/5.0 |
ブランド名 | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
RAMサイズ | 12 GB |
GPU速度 | 1807 MHz |
解像度 | 7680x4320 |
メモリクロック数 | 1807 MHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort, HDMI |
VRAMタイプ | GDDR6 |
重量 | 1041 g |
サイズ | 23.5長さ x 12.4幅 cm |
カラー | ブラック |
「MSI VD7553」はパフォーマンス重視のグラフィックボードで、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
冷却機能と排熱機能が高く、TORX FAN3.0を搭載しているのがポイント。
TORX FAN3.0はMSI社が開発した独自の冷却ファン技術で、分散型ファンブレードと従来型ファンブレードの組み合わせをしています。
デュアル型ファンクーラーなので風圧を高めやすく、ヒートシンクへのエアフローを集中できるのがメリットです。
温度がある程度下がれば自動的にファンが止まってくれるので、省エネ効果も期待できます。
静音性能も高く、風切り音を低減して配信やポッドキャスト中でも邪魔にならない程度の音量で稼働してくれるなど、嬉しい機能も豊富。

大型化・重量化を意識したPCでも自重や冷却ファンの圧力によって基板が歪むリスクを減らしせます。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ③GIGABYTE GV-N4060D6-8GD
商品名 | GIGABYTE GV-N4060D6-8GD |
価格 | 69,800円 |
Amazon評価 | 4.5/5.0 |
ブランド名 | GIGABYTE |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
RAMサイズ | 8 GB |
GPU速度 | 2460 MHz |
解像度 | - |
メモリクロック数 | 17000 MHz |
ビデオ出力インターフェース | HDMI |
VRAMタイプ | GDDR6 |
重量 | - |
サイズ | - |
カラー | ブラック |
「GIGABYTE GV-N4060D6-8GD」はNVIDIA GeForce RTX 4060を搭載したグラフィックボードで、比較的小型でコンパクトな設計になっています。
冷却ファンが1スロット分の厚みで設計されている「1スロット空冷ファン」を採用していて、省スペースなPCケースにも搭載しやすくなっているのがポイント。
ただし、冷却ファンのサイズやヒートシンクの面積に制限があるため、2スロット以上のグラフィックボードに比べて冷却機能は少し低めになるので注意しましょう。
その分コンパクトなPCケースや拡張スロットに余裕がない環境でもグラフィックボードを搭載できるので、サイズ感に合わせて選ぶのがおすすめです。

ローエンドからミドルレンジのグラフィックボードとして安定した使い方ができる他、サーバーやワークステーション向けのグラフィックボードとしても最適です。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ④MSI VD7849
商品名 | MSI VD7849 |
価格 | 76,092円 |
Amazon評価 | 4.6/5.0 |
ブランド名 | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti |
RAMサイズ | 8 GB |
GPU速度 | 1695 MHz |
解像度 | 7680x4320 |
メモリクロック数 | 1695 MHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort, HDMI |
VRAMタイプ | GDDR6 |
重量 | - |
サイズ | 17.2長さ x 12.5幅 cm |
カラー | ブラック |
「MSI VD7849」は約172mmの省スペースモデルのグラフィックボードで、小型PCケースへの搭載を想定したコンパクトな設計になっているのが特徴です。
14,000MHzのメモリクロックに対応していて、より多くのデータを短時間で転送できるため、全体的なシステムパフォーマンスが向上します。
ゲーミングにおいては高解像度や高画質設定でのゲームプレイがよりスムーズになる効果があり、ゲーム内のテクスチャやモデルなどのデータを高速に処理できるのがポイント。
フレームレートの向上やカクつきの軽減にもつながるので、大量のデータを高速に処理したいときに便利です。
LHR対応のグラフィックボードでもあり、ゲーミングだけでなく仮想通貨のマイニングなどにもおすすめできます。

ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑤PNY VD8564
商品名 | PNY VD8564 |
価格 | 74,709円 |
Amazon評価 | 4.5/5.0 |
ブランド名 | PNY |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
RAMサイズ | 8 GB |
GPU速度 | 1830 MHz |
解像度 | - |
メモリクロック数 | 1830 MHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort |
VRAMタイプ | GDDR6 |
重量 | - |
サイズ | 21長さ x 11.5幅 cm |
カラー | ブラック |
「PNY VD8564」はNVIDIA社のGeForce RTX 4060 GPUを搭載しており、主にゲーミングPC向けに設計されているグラフィックボードです。
GDDR6メモリを搭載しているので、高解像度・高フレームレートのゲームプレイや動画編集などの負荷の高い処理をスムーズにできるのがポイント。
AIアルゴリズムも活用されていて、光の反射・水のきらめき・影の広がり方など難しい表現もリアルに表現できます。
また、レンダリング技術のひとつである「リアルタイムレイトレーシング」にも対応しているので、より現実的で美しい映像を生成できるのが特徴です。
これにより間接光や環境光など複雑な光の挙動も正確にシミュレーションでき、没入感の高い映像を楽しめます。

ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑥ASUSTek DUAL-RTX3060-O12G-V2
商品名 | ASUSTek DUAL-RTX3060-O12G-V2 |
価格 | 50,303円 |
Amazon評価 | 4.5/5.0 |
ブランド名 | ASUS |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
RAMサイズ | 12 GB |
GPU速度 | 1867 MHz |
解像度 | 7680x4320 |
メモリクロック数 | 15 GHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort, HDMI |
VRAMタイプ | GDDR6 |
重量 | - |
サイズ | 20長さ x 12.3幅 cm |
カラー | ブラック |
「ASUSTek DUAL-RTX3060-O12G-V2」はパワフルなデュアルファンを搭載したグラフィックボードで、幅広い互換性があるのが特徴です。
省スペースでも効率のよい冷却機能を実現していて、下向きの空気圧を高めるバリアリングも採用しているのがポイント。
GPUの温度が50度以下に下がったときは自動的にファンがストップするようになっていて、省エネにも貢献しています。
コンポーネントの熱歪みを防ぐ生産手法である「オートエクストリームテクノロジー」を採用しているため、製造時の消費電力も低くなりました。

PCケースに入れたときの美しさや独自性溢れる近未来感を演出することもできるので、配信などでグラフィックボードが映り込むようなシーンにもおすすめです。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑦MSI VD5931
商品名 | MSI VD5931 |
価格 | 5,416円 |
Amazon評価 | 4.2/5.0 |
ブランド名 | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce GT 710 |
RAMサイズ | 2 GB |
GPU速度 | 1040 MHz |
解像度 | - |
メモリクロック数 | 1600 MHz |
ビデオ出力インターフェース | VGA, DVI, HDMI |
VRAMタイプ | GDDR3 |
重量 | - |
サイズ | 14長さ x 19幅 cm |
カラー | ブラック |
「MSI VD5931」はファンレス仕様のグラフィックボードで、冷却ファンを搭載していないのが特徴です。
冷却にファンを使用せず、ヒートシンクのみで放熱を行う設計なので静音性が高く、ほぼ無音で使えるのがポイント。
ファンが動くときの「ブーン」という音がなくなるので、ボイスチャットや配信のときに雑音が出ないだけでなく、ゲーム時の集中力も妨げられません。
ファンがないためコンパクトサイズになっており、PCケースを選ぶことなく取り付けできるのもメリット。

D-sub 15pin・HDMI・DL DVI-Dの3種類に対応している出力端子があって互換性も高く、デュアルモニタ環境も構築できます。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑧MSI VD7721
商品名 | MSI VD7721 |
価格 | 89,000円 |
Amazon評価 | 4.6/5.0 |
ブランド名 | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti |
RAMサイズ | 8 GB |
GPU速度 | 1770 MHz |
解像度 | - |
メモリクロック数 | 1770 MHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort, HDMI |
VRAMタイプ | GDDR6 |
重量 | - |
サイズ | 27.8長さ x 13.1幅 cm |
カラー | ブラック |
「MSI VD7721」は、冷却性能と静音性のバランスに優れたグラフィックボードです。
トルクスファン4.0を搭載していて、ファンブレードを外輪でつないで結合させているのがポイント。
熱が出やすい部分にエアフローからの風を集中的に送れるので、冷却機能が高くなっています。
サーマルパッドを使用したり、コアパイプによる熱の分散をしていたりするので、冷却機能第一のときに検討してみるとよいでしょう。
なお、MSI独自のソフトウェア「MSI Center」も使うことができ、グラフィックボードの性能や熱の状態をリアルタイムで可視化できます。

ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑨MSI VD8664
商品名 | MSI VD8664 |
価格 | 130,000円 |
Amazon評価 | 4.6/5.0 |
ブランド名 | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
RAMサイズ | 12 GB |
GPU速度 | 2520 MHz |
解像度 | 7680x4320 |
メモリクロック数 | 8.4 GHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort |
VRAMタイプ | GDDR6X |
重量 | - |
サイズ | 24.2長さ x 4.3幅 cm |
カラー | ブラック |
「MSI VD8664」は小型PC向けのグラフィックボードで、スモールPCでもサイズ感がジャストな商品です。
ゲーミング環境に必要な機能をサポートしているグラボとして有名で、冷却効率を向上させる「TORX FAN 4.0」を採用しています。
比較的高性能なグラボに搭載されることの多いデュアルファン式であり、発熱量の多いGPUを効率的に冷却できるのがポイント。

「ZERO FROZR」モードに対応していて、冷却が必要のないシーンでは自動的にストップするなど、フレキシブルな稼働も可能です。
最大で8Kに対応するスペックもあり、可変リフレッシュレートにも対応するなど、ハイスペックなグラフィックボードとなりました。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ⑩MSI VENTUS 2X
商品名 | MSI VENTUS 2X |
価格 | 159,800円 |
Amazon評価 | 4.8/5.0 |
ブランド名 | MSI |
プロセッサ | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti Super |
RAMサイズ | 16 GB |
GPU速度 | 2655 MHz |
解像度 | 7680x4320 |
メモリクロック数 | 21000 MHz |
ビデオ出力インターフェース | DisplayPort |
VRAMタイプ | GDDR6X |
重量 | - |
サイズ | 24.1長さ x 12.4幅 cm |
カラー | ブラック |
「MSI VENTUS 2X」はシンプルで落ち着いたデザインのグラフィックボードで、様々なPCケースに合わせやすく、幅広いユーザーに支持されています。
「NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER」のGPUを搭載しているハイスペックさも特徴で、高解像度でのゲームプレイやクリエイティブな作業でよく使われているのがポイント。
超高速レイトレーシングにも対応しているため光や水など難しい演出も得意としており、まるで現実世界かのような没入感の高い描画が可能です。
また、AIを活用したDLSS 3画質を維持しながらフレームレートを向上させられます。

ゲーミングPCにおすすめのグラボを安く買う方法
ゲーミングPCにおすすめのグラボを安く買う方法として、セール時期を狙う方法や型落ちモデルを狙う方法が挙げられます。
ゲーミングPCにおすすめのグラボを安く買う方法
- セール時期を狙う
- 中古品を買う
- 新製品発売後に型落ちモデルを狙う
メーカーごとにセールを実施していたり、ECサイトごとにタイムセールやキャンペーンが適用されたりすることもあるので、最適なタイミングを逃さないようチェックしておきましょう。
また、新世代のグラボが発売されると、旧世代のモデルは価格が大幅に下がることがあります。

最新世代のグラボにしか搭載されていない機能もあるので慎重に選ぶ必要がありますが、動作確認や保証が万全であれば問題なく使えるでしょう。
その他、中古品を買う方法もありますが、使用状況によって状態が大きく異なるため個体差があります。
動作不良や故障のリスクも考慮する必要があるため、新品以上に慎重に判断してから購入しましょう。
ゲーミングPCにおすすめのグラボに関するよくある質問
最後に、ゲーミングPCにおすすめのグラボに関する「よくある質問」を紹介します。
気になる項目がある方は、事前にご参考ください。
最新のグラボのおすすめは?
最新のグラボのうち、おすすめしたいのは「GeForce RTX 5090」です。
NVIDIAの次世代グラフィックスボードとしても知られていて、非常に高い性能を誇る製品となっています。
光の経路を物理的にシミュレーションしながら現実世界レベルのリアルな映像描画ができる「フルレイトレーシング」に対応し、没入感の高い演出ができるのがポイント。

金属やガラスなどの光沢のある物体や水面などの反射などにもクオリティが現れるので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。
1万円以下のグラボはある?中古しかない?
「ASUS PH-GTX1050TI-4G」など、元々安価なグラフィックボードの中古品であれば1万円を切ることがあります。
基本的に、1万円以下の新品グラボはローエンドモデルに限られます。
最新の3Dゲームを高画質でプレイしたい場合は、性能不足となる可能性が高いです。
ハイスペックなグラフィックボードを安く購入したいときは、どうしても中古品が選択肢に入ることとなるでしょう。
ただし、中古品には「状態に個体差がある」「保証がない場合が多い」「寿命が短い可能性がある」などデメリットも多いです。

ノートパソコンにおすすめのグラボは?
ノートパソコンにおすすめなグラボとして、「GPD AMD Radeon RX 7600M XT」などの外付けグラフィックボードが挙げられます。
携帯型ゲーミングPCやノートPCの性能向上に使いやすいモデルであり、USBなどで接続して使用できるのがポイント。

軸流ファンと動的温度制御を採用して高いエアフローを実現しているので、外付けグラフィックボードでも十分なスペックを体感できるでしょう。
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自作PCにおすすめのグラボは?
自作PCにおすすめのグラボとして、「MSI VD8664」が挙げられます。
ハイエンドモデルに近い性能を持つ、アッパーミドルレンジ向けのグラフィックボードであり、自作PCにも使用できます。
最新のゲームを高画質・高フレームレートで快適にプレイしたいときにこそ、役立つでしょう。
WQHD向けのグラボのおすすめは?
WQHD向けのグラボのおすすめとして、「MSI VENTUS 2X」が挙げられます。
WQHD(2560×1440)解像度の魅力を最大限引き出すには、ハイスペックなグラフィックボードを使う必要があります。
ミドルレンジからハイエンドクラスのグラボであれば、問題なくWQHDに対応できるでしょう。
また、テクスチャデータなどが大きくなるため、8GB以上のVRAMを搭載したグラボがおすすめです。
グラフィックボードの売れ筋人気ランキング
人気サイトのグラフィックボードの売れ筋人気ランキングは下記をご覧ください。
グラフィックボードの販売数が多いランキング上位の商品を抑えておきたい方は必見です。
まとめ:ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選【安い・コスパ最強のグラフィックボードあり】
本記事では、ゲーミングPCにおすすめのグラボを解説しながら、コスパ最強の安いグラフィックボードをいくつかピックアップしました。
ゲーミングPCにおすすめのグラボ10選【安い・コスパ最強あり】
グラフィックボードは、価格・スペック・機能など、様々な要素を考慮して選ぶのがおすすめです。
高額で手が届かないイメージのあるグラフィックボードでも、購入方法次第では比較的安価に入手できるのでチェックしてみましょう。
プレイするゲームの推奨スペックを確認したり、解像度やVRAMの容量などもチェックしておけば、思わぬトラブルが生じることもありません。
最新のゲームを高画質でプレイしたい方から、予算を抑えつつ快適にゲームを楽しみたい方まで、自分に合うグラフィックボードを探してみてはいかがでしょうか。
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