トラックボールはFPSゲームに使える？変人？【おすすめのゲーミングマウスも解説】

トラックボールをFPSゲームで使うのはおかしい？トラックボールをFPSゲームで使っていると「変人」だと思われる？

本記事ではこんな悩みを解決します。

トラックボールは、「トラックボールマウス」「トラックボールつきマウス」とも呼ばれるマウスです。

ボールを手のひらや指先で転がすことでカーソルを操作する、ポインティングデバイスとして注目されました。

そこで本記事では、トラックボールはFPSゲームに使えるか検証していきます。「変人」だと言われやすい理由やおすすめのトラックボールマウスにも触れているので、ご参考ください。

トラックボールマウスはFPSゲームに使える？変人？

まずは、トラックボールマウスはFPSゲームに使えるか解説します。

全体的な傾向に触れるので、参考にしてみましょう。

トラックボールマウスでFPSゲームをプレイしている人はゼロではない

結論からお伝えすると、トラックボールマウスでFPSゲームをプレイしている人はゼロではありません。

「トラックボールマウスではFPSゲームを物理的にプレイできない」などの制限はなく、互換性のあるマウスであればトラックボールマウスでも問題なく使えます。

ただし、トラックボールマウスでFPSゲームをプレイしている人は限りなく少ないのも事実です。

その理由として、FPSゲームのように高速な操作性が求められるゲームジャンルにおいては、トラックボールマウスのメリットを最大限活かせないことが挙げられます。

無理に使うと操作感やエイムが妨げられてしまうこともあるので、一部の人は「トラックボールマウスでFPSゲームをプレイしている人は変人だ」と感じるのでしょう。

トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするプロゲーマーはいない

2025年2月時点では、トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするプロゲーマーの存在は確認できていません。

ほぼ全てのプロゲーマーが、ゲーミングマウスなどトラックボールマウス以外を使っています。

今後トラックボールマウス使いのプロゲーマーが出てくる可能性は否定できませんが、トラックボールはFPSゲームには不向きなマウスなので、あまり期待できないでしょう。

「ゲーム効率を考えるプロゲーマーが使っていない」という事実が、FPSゲームにおいてトラックボールマウスを使用している人が少数派になる理由のひとつにもなっています。

トラックボールマウスはFPSゲームに不向き・無理といわれる理由

トラックボールマウスはFPSゲームに不向き・無理といわれる理由として、素早い動きが求められるFPSゲームとトラックボールマウスの操作性が合っていないことが挙げられます。

トラックボールマウスの操作感はマウスに比べて直感的ではなく、違和感を覚える人も多いです。

FPSゲームのように精密なエイム（照準合わせ）が求められる場合、トラックボールマウスでは限界が出てきます。

結果、「トラックボールマウスは使いづらい」「トラックボールマウスでFPSゲームをプレイする人は変人」と言われることになります。

トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするメリット・デメリット

ここでは、トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするメリット・デメリットを解説します。

トラックボールマウスがどんなシーンで使いやすいのかイメージするためにも、以下をチェックしてみましょう。

トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするメリット

トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするメリットは、手首の負担を軽減しやすいことと、省スペースで使えることにあります。

トラックボールマウスはマウスのように大きく動かす必要がないため、狭い場所でもプレイしやすいのがポイント。

デスクのスペースが限られている場合や、旅行先や移動中にプレイする場合に便利です。

また、手首や腕を大きく動かす必要がないため、長時間のプレイでも極度に疲れることがありません。

慣れれば精密な操作もできるので、想像以上に使い勝手が良いと感じることもあるでしょう。

トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするデメリット

トラックボールマウスでFPSゲームをプレイするデメリットは、習熟まで時間がかかることと、高速操作に向いていないことです。

特にマウスに慣れているプレイヤーにとっては、操作感が大きく異なるように感じられるため、慣れるまで時間がかかります。

FPSゲームのように素早い動きが求められる場合、トラックボールマウスでは追いつけないように感じられることもあるでしょう。

「精密なエイム（照準合わせ）ができない」「トラックボールマウスでは正確なエイムが難しい」などのレビューもあります。

また、ボール部分に汚れが溜まりやすい点にも注意しましょう。

ボール部分がスムーズに動かなくなって上下や加速の動きがしづらくなると、さらにストレスが発生します。

頻繁な掃除・故障などのリスクも出てくるため、メンテナンスも欠かせません。

トラックボールマウスと一般的なゲーミングマウスはどっちがおすすめ？

ゲーミングに使うのであれば、一般的なゲーミングマウスがおすすめです。

「FPSでトラックボールマウスを使うのは変人」と言われていることからわかる通り、FPSゲーマーのほとんどはトラックボールマウスを使いません。

使われないのにはきちんと理由があり、エイム合わせがしづらいことや操作感が難しいことが原因となっています。

反対に、ビジネスやネットサーフィンなど一般的な用途であれば、トラックボールマウスでも問題ありません。

省スペースで使える便利さや疲れ知らずで使える手軽さが、却って良いと感じられることもありそうです。

トラックボールでFPSゲームをプレイしたい人におすすめのマウス6選

ここでは、トラックボールでFPSゲームをプレイしたい人におすすめのマウスを紹介します。

いずれもレビューがよいものを中心に選定しているため、マウス選びに難航したときにチェックしてみましょう。

それでは順番に解説していきます。

Logicool ‎M575S

「Logicool ‎M575S」は、ロジクールが販売しているワイヤレスのトラックボールマウスです。

親指でボールを操作するタイプのトラックボールで、省スペースで快適な操作感が特徴です。

「Bluetooth」および「Unifyingレシーバー」対応のワイヤレス接続が可能なので、ケーブルが操作の邪魔になることもありません。

最大3台のデバイスに接続でき、PC・タブレット・スマートフォンにも接続できる他、接続の切り替えもボタンひとつで可能です。

「エルゴノミクスデザイン」を採用しており、手にフィットする形状と、親指でボールを操作する位置が自然なのもポイント。

ボタンの数も6個と十分で、必要な機能を簡単に割り当てられます。

3レイヤーのトラックボールパフォーマンスを実現し、ボースが転がるときに引っ掛かりがなく、スムーズに動き続けるのもメリットです。

ProtoArc ‎‎‎‎(JP)EM04

「ProtoArc ‎‎‎‎(JP)EM04」は、エルゴノミクスに配慮したワイヤレストラックボールマウスです。

15度の傾斜がついている、体に負担がかからないデザインになっているため、長時間の作業にもおすすめです。

ボール部分は大きすぎず小さすぎず、一般的なマウスとしても使いやすいので、トラックボールマウス初心者にも向いています。

また、高精度なトラッキングを実現するために、5段階で調整できるDPIセンサーを搭載しているのも特徴です。

光沢仕上げのボールが視覚的なかっこよさを演出しているので、デザイン重視のときに検討してもよいでしょう。

密度粒子コーティングで汚れや手垢・手汗もつきにくいなど、清潔感を保てるマウスとしてもおすすめです。

Ewin トラックボールマウス

「Ewin トラックボールマウス」は、手首の負担を軽減する設計で、長時間の使用でも疲れにくいトラックボールマウスです。

レシーバーをPCに挿すだけで、簡単に使用できるワイヤレス型なので、ケーブルレスで使いたいときにもおすすめ。

Windows、Mac、iOS、Androidなど、様々なOSに対応しているので、互換性第一の方にも向いています。

カウント数を変えられるDPIボタンも搭載されており、5段階でカスタマイズできるので活用してみましょう。

最大18ヶ月維持する充電性能もあり、頻繁な充電もいらないためストレスフリーに使えます。

ステータスインジケーターが点滅したら充電すればよいと一目でわかる機能もあり、利便性の高いトラックボールマウスです。

ELECOM M-HT1DRXBK

「ELECOM M-HT1DRXBK」は、直径52mmの大型トラックボールを搭載したトラックボールマウスです。

指や親指を使ってカーソルを細かく、かつスムーズに動かすことができるため、精密な操作が求められるグラフィックデザインやCADなどの作業に最適です。

ボールの直径が大きいため比較的トラッキング精度が高く、少ない動きでカーソルを大きく移動させられるのもポイント。

複数のモニターを使用している場合や大きな画面で作業している場合でも、ストレスフリーに使えるでしょう。

指先や親指でボールを動かす際の感触がとてもスムーズで、手の疲れを軽減してくれます。

Logicool ‎MXTB2d

「Logicool ‎MXTB2d」は、トラックボールマウスMXTB1のリニューアル版です。

Amazon限定版のモデルなので、購入したいときはAmazon経由で購入しましょう。

クリック音を80%削減することに成功した静音モデルなので、静かな部屋や外出先など人目の多い場所で使うのに最適です。

接続方法もBluetooth&LogiBoltにアップデートされ、ゲーム中でもワイヤレス接続がいきなり途絶えたりしないようになっています。

ショートカットやファンクションを割り当ててカスタマイズしながら使うことも可能です。

ProtoArc EM01

「ProtoArc EM01」はマルチペアリングで使えるトラックボールマウスで、同時に3台のデバイスと接続できます。

切り替えはマウス底面のボタンで手軽にできるので、毎回設定画面を開いて調整する必要がありません。

Windows、Android、Mac OSのいずれにも対応していて、互換性を気にしなくて済むのもメリットです。

トラックボール上にサイドボタンもついていて、一般的なゲーミングマウスによく搭載されているサイドボタンがなくなってないのもポイント。

割り当てながら操作すれば、自分にとって使いやすいマウスとしてカスタマイズできます。

トラックボールはFPSゲームに使えるか気になる人によくある質問

最後に、トラックボールはFPSゲームに使えるか気になる人から寄せられる「よくある質問」を紹介します。

気になる項目がある方は目を通してみてください。

トラックボールでApexやVALORANTをプレイできる？

トラックボールでApexやVALORANTをプレイすることはできますが、あまりおすすめはできません。

キャラクターの移動や視点操作、エイム（照準合わせ）など、ゲームで重要な操作がやりづらく感じられる可能性が高いです。

特に、遠距離の敵を狙う場合やヘッドショットを狙う場合には、マウスよりも苦労するかもしれません。

とはいえ物理的にトラックボールマウスが使えないわけではないため、気になる人は一度使ってみるのもよいでしょう。

トラックボールでFPSをプレイするならハイセンシがおすすめ？

トラックボールでFPSをプレイするなら、ハイセンシにしておくのがおすすめです。

ハイセンシにするとマウスやトラックボールのDPI（Dots Per Inch）設定が高くなるため、わずかな動きでカーソルが大きく移動します。

トラックボールはマウスに比べて操作範囲が狭いですが、ハイセンシ設定にすることで、より広い範囲を素早く見渡せるようになるでしょう。

しかし、ハイセンシ設定は精密なエイム（照準合わせ）を難しくする可能性もあります。

カーソルが動きすぎてしまい、狙った場所に正確に照準を合わせることが難しくなるので、バランスを意識して設定を見直してみましょう。

トラックボールでFPSをプレイするならどのポジションに置くのが良い？

トラックボールでFPSをプレイするなら、親指でボール部分を転がせるようなポジションにするとよいでしょう。

親指でボールを転がすとカーソルの移動距離を細かく調整しやすく、比較的素早く正確な操作ができます。

一般的なゲーミングマウスにおけるサイドボタンを調整するような感覚で使えるので、ポジションを変えることなく馴染むのもメリットです。

まとめ：トラックボールはFPSゲームに使える？変人？【おすすめのゲーミングマウスも解説】

トラックボールマウスは便利なデバイスですが、FPSゲームなど正確なエイムや素早いマウス捌きが必要なゲームでは使いづらいかもしれません。

実際にトラックボールをFPSゲームに使っている人は少なく、時には「トラックボールマウス使いは変人」と言われることも。

トラックボールマウスを使えないことはないため一度試してみたり、操作感によっては他のゲーミングマウスを検討してみたりしながら、自分にとって使いやすいマウスを探してみるとよいでしょう。