FPSのキーボードはなんでもいい？ゲーミングキーボードはいらない？

FPSのキーボードはなんでもいい？ゲーミングキーボードはいらない？FPSでどんなキーボードを使うべきかわからない！

本記事ではこんな悩みを解決します。

「FPSゲームでハイスコアを狙うならゲーミングキーボードを購入すべき」という意見を耳にする機会は多く、実際にプロのFPSゲーマーなどを見ていてもゲーミングキーボードを使っている人は多いです。

一方、どんなキーボードを買うべきかわからないままになっていたり、なんでもいいだろうと適当に購入を決めて後悔したりする人も少なくありません。

そこで本記事では、FPSに使えるおすすめのゲーミングキーボードを紹介しながら、普通のキーボードを使うデメリットについて解説します。

FPSのキーボードはなんでもいい？ゲーミングキーボードはいらない？

結論からお伝えすると、FPSはゲーミングキーボードを使うことで格段に操作性を向上できます。

コントローラーでプレイすることもできますが、キーボードとマウスを使うことで焦点を合わせやすくなり、精度が重要視されるFPSでは特に優位になるのがメリットです。

フリックショットのようなリアクションベースのシューティングでの反応速度も上げられるので、プロのFPSゲーマーでキーボードを使う人も増えました。

また、どんなキーボードでもFPSゲームに対応するキーの数さえあればプレイできますが、クオリティを重視するのであればゲーミングキーボードの使用をおすすめします。

ゲーミングキーボードと一般的なキーボードはスイッチの性能が大きく異なり、キーを押し込んでから実際のアクションとして反映されるまでのアクチュエーションポイントも異なるので注意しましょう。

スピーディーなコマンド入力と耐久性のあるキーを求めているのであれば、ゲーミングに特化したキーボードを使うと便利です。

FPSのキーボードはなんでもいい人への注意点【普通のキーボードのデメリット】

FPSのキーボードは、「操作さえできればいい」という意味では「なんでもいい」というのも事実です。

しかし、適当に選んだキーボードではFPSゲームのやりづらさが目立ち、結局買いなおすなどコストパフォーマンスの悪い結末になることがあるので注意しましょう。

ここでは、FPSのキーボードはなんでもいい人への注意点を解説します。

普通のキーボードのデメリットとしてご参考ください。

1. 同時押しに対応していないことがある

ゲーミング用途ではない一般的なキーボードでは、同時押しに対応していないことがあります。

FPSではコマンド入力やアクションの指定のためキーを同時押しすることがありますが、これに対応していないとそもそも有効な入力として動かすことができません。

つまり誤操作だと思われて誤った行動をしてしまったり、何も反応しないままになってしまったりするので注意しましょう。

なお、複数のキーを同時に押したとき、全てのキーが正しく認識されるかどうかを示す用語として「キーロールオーバー」があります。

例えば3キーロールオーバーのキーボードであれば「3つのキーを同時に押してもキーが全て認識される」という意味になるため、キーボード選びの参考にしていきましょう。

または同時に押された複数のキーが全て正しく認識される「アンチゴースト機能」搭載のキーボードにするなど工夫し、ゲーミング用途で使いやすくするのもおすすめです。

2. 打鍵感や耐久性に劣ることがある

普通のキーボードの場合、ゲーミングキーボードと比べて打鍵感や耐久性に劣ることがあります。

特に、強い力での打鍵に弱いパンタグラフ式の場合は特に注意しましょう。

一方ゲーミングキーボードでは「メカニカルスイッチ」と呼ばれる強固なキーが採用されていることが多く、長時間・長期間の使用でもキーが弱りにくいのが特徴です。

しっかり指先で押しているような打鍵感もあるため、誤操作やちょっと指が触れただけで反応してしまうような感覚のミスマッチも防げます。

3. 反応速度や精度が悪いことがある

一般的なキーボードはあくまでも文書作成などビジネス用途向けに開発されていることが多く、短時間で大量かつ強い力で打鍵されることを想定していません。

キーを押してから入力が認識されるまでの時間を表す「アクチュエーションポイント」も深く、反応速度が悪いと感じることがあります。

結果、コンマ数秒の反応速度を競うFPSには不向きになることが多く、勝敗やスコアにも影響するので注意しましょう。

また、メンブレン式キーボードはゴムドームがキーの入力を伝えるため、スイッチの反応が遅れることがあります。

メカニカルキーボードは各キーに独立したスイッチがあり、より迅速な反応が可能なので多くのゲーミングキーボードではメカニカルスイッチが採用されているのです。

FPSのキーボードはなんでもいい人・ゲーミングキーボードを買ったほうがいい人

ここでは、FPSのキーボードはなんでもいい人と、ゲーミングキーボードを買ったほうがいい人の特徴を解説します。

そもそもゲーミングキーボードを買うべきか迷っているときは、以下の情報を参考にしてみましょう。

FPSのキーボードはなんでもいい人の特徴

FPSのキーボードはなんでもいい人の特徴は、「ライトにFPSゲームを楽しめれば十分だと考えている人」です。

ゲーム自体はどんなキーボードでもできるので、キーの数や配置さえ合っていれば、極論1,000円以下で購入できるキーボードや中古品でも問題ありません。

ただしキーボードとしてのスペックはどうしても劣ってしまうため、反応速度や耐久性を求められない点に注意しましょう。

それでも「手軽に始めたい」「まずはコントローラーを卒業してキーボードプレイに切り替えたい」という層に門戸を広げる要因にはなっているので、まずは手持ちのキーボードで挑戦してみるのもひとつの手段です。

ある程度操作に慣れて本格的なプレイにしたくなったら、また改めてゲーミングキーボードの導入を検討してみましょう。

ゲーミングキーボードを買ったほうがいい人の特徴

FPSのキーボードはなんでもいい人の特徴は、何よりも「FPSゲームでの勝敗やスコアにこだわりたい人」です。

同じタイトルでもライトに楽しむプレイヤーや初心者から、プロレベルを目指してシビアな戦いを楽しんでいるプレイヤーまで、属性はさまざま。

最初は一般的なキーボードで満足できていても、一度ゲーミングキーボードを使ってみると圧倒的にストレスフリーな使い心地に感動するかもしれません。

実際に勝敗やスコアに影響したり、手元の操作に余裕が出る分複雑な戦略や仲間とのコミュニケーションにリソースを避けるようになる人も多いです。

ある程度のレベルを超えて本格的にFPSを楽しみたいのであれば、ぜひゲーミングキーボードにチャレンジしてみましょう。

FPSのキーボードはなんでもいいのか悩んでいる人によくある質問

ここでは、FPSのキーボードはなんでもいいのか悩んでいる人から寄せられる「よくある質問」に回答していきます。

同じような疑問を持っている方は、以下をチェックしてみましょう。

FPS以外でもゲーミングキーボードを使ったほうがいい？どう変わる？

FPS以外でも、勝敗やスコアにこだわるのであればゲーミングキーボードの使用をおすすめします。

ゲーミングキーボードは反応速度の速さや耐久性だけでなく、キーごとのカスタマイズやマッピングなど多彩な機能を搭載しているのが特徴。

反応しやすい位置にあるキーによく使うアクションを割り当てておけば、格ゲーやアドベンチャーゲームでも活用できます。

複数のゲームで遊ぶのであればマッピング機能を使い、ボタンひとつでゲームタイトルに合わせた設定になるよう切り替えることも可能です。

プレイヤーのパフォーマンスを向上させることにこだわったキーボードだからこそ、多ジャンルで使われているデバイスとなっています。

ゲーミングキーボードと普通のゲーミングキーボードの違いは？

ゲーミングキーボードと普通のゲーミングキーボードの違いは、機能と耐久力です。

例えば複数のキーを同時押ししても反応するアンチゴースト機能が搭載されているゲーミングキーボードであれば、複数のキーが重なっても誤入力を防ぎながらスピーディーな操作を支援します。

耐久性も高いのでハードな使用もしやすく、複雑な操作をワンクリックで実行できるマクロ機能などを使えばより便利に活用できるでしょう。

一般的なキーボードはあくまでもテキスト入力に特化して開発されているため、ここまでの複雑な機能は搭載されていないことがほとんどです。

FPSではキーボードとマウスどっちが大事？

FPSのキーボードとマウスどちらが大切かは意見が分かれることもありますが、どちらかのスペックにしかこだわれないのであればキーボードを優先しましょう。

キーボードのキーの配置や打ちやすさが理想的な状態だと操作性が格段に向上するため、スペック次第でプレイしやすさが改善します。

マウスは比較的安価に購入できるゲーミングデバイスが多いので、後々お金を貯めながら準備していくのでも遅くありません。

FPSは普通のキーボードでもゲームできる？

FPSは普通のキーボードでもゲームできます。

ただし、ライトに楽しむ層向けであり、勝敗やスコアにこだわるのであれば普通のキーボードでは限界がきてしまうので注意しましょう。

ある程度ハイレベルなバトルにしたいのであればゲーミングキーボードの購入がおすすめです。

FPSにおすすめのゲーミングキーボード5選【プロ使用率が高い】

ここからは、FPSにおすすめのゲーミングキーボードを紹介します。

プロ使用率も高い有名なデバイスを中心に紹介するので、何を購入するべきか迷っているときにご参考ください。

それでは順番に解説していきます。

Logicool G213r

「Logicool G213r」は、メンブレン＆キーフレームの構造設計を採用し、耐水性を実現しているゲーミングキーボードです。

耐久性だけでなく耐水性もついているため、万が一飲み物をこぼすなどアクシデントが起きたときも安心。

ロジクールG Mech-Domeキーを搭載しており、フルハイトで4mmの移動距離ち50gの作動力を実現しました。

テンキー上部には専用のメディアコントロールボタンと音量調節ボタンが設置され、ワンタッチで直観操作できるのも特徴です。

HyperX Alloy Origins

「HyperX Alloy Origins」は、カスタムHyperXメカニカルスイッチを備えるコンパクトで頑丈なゲーミングキーボードです。

フルアルミボディであるため、素早いキーストロークでもキーボードがガタつかない安定感があり、耐久性に優れています。

コンパクトなデザインなのでマウスを動かす空間を確保しやすく、マウスやコントローラーなど周辺機器が多い人にもおすすめ。

応答性と正確性のバランスを調整した、移動時間が短く作動力が低いカスタムデザインになっているなど、ゲーマーにとって嬉しい作りになっています。

Logicool G-PKB-002LNd

「Logicool G-PKB-002LNd」は、テンキーのないコンパクトなデザインのゲーミングキーボードです。

プロも認める優れた性能、応答性、耐久性を実現したGXメカニカルスイッチを搭載し、競技シーンでも十分に使えるスペックを実現しました。

静かでスムーズなキーストロークのリネア(赤軸)スイッチなので、操作するときの音が気になる人にも最適です。

ゲーム内のアクション、オーディオ、スクリーンカラーに反応するフルスペクトルのRGBライトもあるため、見た目のきれいさやデザイン性を重視するときに検討してもよいでしょう。

Logicool G512r-LN

「Logicool G512r-LN」は、赤軸に似たような滑らかな打ち心地と極めて静かな打鍵音が特徴的なゲーミングキーボードです。

ゲームしながらボイスチャットするときでも打鍵音が響かないので、配信に使うのもよいでしょう。

航空機体にも採用されるつや消し加工されたアルミマグネシウム合金をトップケースに採用し、7,000万回の打鍵にも耐えるGXスイッチを搭載しているのもポイント。

部品に最高級の材料を使用することで、ハイエンドモデルにふさわしい見た目とパフォーマンスを実現しています。

Razer Huntsman Mini

「Razer Huntsman Mini」は、最先端のRazerオプティカルスイッチを採用した60%レイアウトの小型ゲーミングキーボードです。

コンパクトなフォームファクタながらも光速アクチュエーションを体験できるキーボードとして有名で、コストパフォーマンスの良いデバイスとして注目を集めました。

従来のメカニカルスイッチよりもアクチュエーションポイントを15%短縮するなど、驚きの反応速度を誇るのも特徴。

高速かつ軽量で滑らかな入力を実現し、摩擦の少ない操作を支援してくれるのでFPSゲームでの使いやすさも抜群です。

まとめ：FPSのキーボードはなんでもいい？ゲーミングキーボードはいらない？

本記事では、FPSに使えるおすすめのゲーミングキーボードを紹介しながら、普通のキーボードを使うデメリットについて解説しました。

FPSはどんなキーボードを使って遊ぶこともできますが、勝敗やスコアにこだわるのであればゲーミングキーボードを導入した方がよいでしょう。

反応速度・同時押し認定・マッピング・カスタマイズなど多彩な機能が搭載されていて耐久性もあるゲーミングキーボードであれば、より快適にFPSゲームができるようになります。

ライト層であれば「キーボードは何でもいい」と考えられますが、気になる方は一度ゲーミングキーボードを試してみてはいかがでしょうか。

本記事を参考にゲーミングキーボードを選び、最高のゲームライフをお楽しみください！