スイッチを2台持ちするメリットは？【アカウントやデータ移行についても解説】

スイッチを2台持ちするメリットは？アカウントの移行やセーブデータの引き継ぎって難しい？

本記事ではこんな悩みを解決します。

外出用や家族用に2台目のNintendo Switchを買おうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし、2台目のSwitchを買っても、アカウントの移行やセーブデータの引き継ぎが面倒だと、メリットを感じられないかもしれません。

そこで本記事では、Switchを2台持ちするメリットやアカウントを共有する方法、さらにセーブデータの引き継ぎ方法まで詳しく解説します。

スイッチを2台持ちするメリット

Switchは爆発的な人気と協力プレイや対戦が楽しめるゲーム機器で、家族や恋人と一緒にプレイするために一人一台持っているのも珍しくありません。

Switchを2台持ちするメリットは次の6つです。

一つずつ解説していきます。

2台持ちのメリット1. 複数人でのプレイが可能になる

Nintendo Switchを2台持つと、家庭内で同じゲームが複数人でプレイ可能です。

同じゲームが同時プレイできるのは、Switchを2台持ちしている方の大きなメリットになります。

Switchとソフト1つで複数人プレイできるパーティーゲームもありますが、「スプラトゥーン3」や「マリオカート」などの人気タイトルは一人一台必要です。

また、ポケモンのように一人プレイが基本のゲームでも、自宅に複数台あれば、家族内でいつでも好きなときに対戦や交換できるのも楽しめるポイントでしょう。

2台持ちのメリット2. 外出用と自宅用で分けられる

いつでも気軽にSwitchのゲームを楽しむなら、2台目のSwitchを購入して、外出用と自宅用で本体を分けるのがおすすめです。

Switchのバッテリーはゲームやプレイ方法によって異なりますが、大体6〜7時間前後といわれています。

外出先で遊びすぎてしまっても、充電している間は自宅用のSwitchで遊べば常に続きがプレイできます。

また、万一修正が必要になっても2台目があれば、修理中もゲームが楽しめるでしょう。

ゲームプレイによる負担も分散されるため、本体の寿命が伸びやすいメリットもあります。

2台持ちのメリット3. 家族内で別々にゲームをプレイできる

2台目のSwitchがあれば、親子や兄弟で遊びたいゲームが異なっても、ケンカせずに済みます。

遊びたいタイミングが重なっても、時間を気にせず遊べるので、ストレスを感じにくくなるでしょう。

別々のゲームで遊んだり、TVモードと携帯モードと別のプレイスタイルで楽しんだりと、2台持ちだからこその楽しみ方があります。

家族で仲良くSwitchをプレイするなら2台持ちしたほうが、お互いのゲームライフが充実するかもしれません。

2台持ちのメリット4. 容量に余裕ができる

Switchを2台持ちすると、ゲームソフトや写真を保存する本体容量に余裕ができます。

一台を複数人で使っていると、保存しておけるゲームが限られてしまうため、いざプレイしたいと思ったときに不便に感じるでしょう。

Switchを2台持ちしていれば、遊びたいゲームを振り分けて保存しておけるので、ゲームデータやアルバム内の画像を削除せずに済みます。

ゲームデータはSDカードにも保存できますが、Switch本体に保存されていると読み込みが速くなるので、2台持ちのほうが遊びやすいです。

家族で異なるゲームをプレイする機会が多い方や、スクリーンショットを多く撮影する場合は、2台持ちするのをおすすめします。

2台持ちのメリット5. 片方が故障・修理中でもゲームをプレイできる

万が一、Switchが故障してしまっても、2台目があれば、修理を依頼している間もゲームがプレイできます。

簡単な修理であれば大体2週間前後で修理から返却されますが、基盤損傷やJoy-Conの不具合など、原因によっては修理期間が長くなるかもしれません。

しかし、セーブデータをクラウドに同期し、2台目にダウンロードしておけば、修理中も問題なくゲームがプレイできます。

修理から戻ってきたら、再びセーブデータを一台目に移行させられるので、2台目のSwitchがあれば修理期間中もイベントやゲームの進行を中断せずに楽しめるでしょう。

2台持ちのメリット6. セーブデータを移行・共有できる

Switchを2台持ちするうえで特に大きなメリットは、セーブデータの移行や共有ができることです。

外出用と自宅用など、用途に分けて遊びたい場合でも、クラウド上で同期が可能なため、わざわざSDカードなどにゲームデータを保存する必要がありません。

セーブデータを引き継いでおけば、自宅でじっくりストーリーを進め、通勤・通学時は簡単なタスクやレベル上げだけするなども可能です。

どこでも同じセーブデータが遊べるのは、Switchを2台持ちする大きなメリットといえるでしょう。

スイッチを2台持ちするデメリット

Switchの2台持ちにはたくさんのメリットがあるものの、デメリットもあります。

Switchを2台持ちするデメリットは次の6つです。

2台持ちを検討している方は、デメリットもチェックしておいてくださいね。

2台持ちのデメリット1. 2台分の費用がかかる

Switchの2台持ちのデメリットは、コストが2台分かかることです。

たとえば、2台目のSwitchとしてSwitch Liteを購入する場合でも、最低でも下記の出費が想定されます。

ほかにも、Nintendo Switch Onlineの追加契約やゲームソフトの追加購入など、さまざまな費用がかかります。

Switchを2台持ちする場合は、本体や付属品のコストが倍近くかかる点に注意しましょう。

2台持ちのデメリット2. アルバム写真は移行できない

一台目のSwitchで撮影したスクリーンショットや動画は、2台目には移行できないため、別の方法で共有する必要があります。

アルバムの保存先をSDカードにしていても、別の本体では保存されたデータが読み込めません。

Nintendo Switch Onlineを利用している場合も、セーブデータの移行はできても、アルバムに保存されたスクリーンショットは移行できないので注意しましょう。

Switch本体、SDカードに保存されたスクリーンショットを保存・共有したい場合は、SNSへの投稿機能やスマホへ転送するのがおすすめです。

2台持ちのデメリット3. アカウント管理が複雑

Switchを2台持ちすると、アカウント管理が複雑になるデメリットがあります。

たとえば、ダウンロード版のゲームソフトを購入した場合、一台目のSwitchでは登録されたアカウント全員が遊べますが、2台目は購入履歴があるアカウントでしか遊べません。

また、オンラインサービスも個人プランで加入している場合は、それぞれに更新が必要です。

Switchを家族で共有する場合は、手続きの手間が省けるファミリープランへの加入を検討してもよいでしょう。

2台持ちのデメリット4. セーブデータ共有はNintendo Switch Onlineの加入が必要

セーブデータをSwitch間で共有する場合は、Nintendo Switch Onlineへの加入が必須です。

セーブデータのお預かりサービスは、Nintendo Switch Onlineに加入していれば、個人・ファミリー問わず利用できます。

Nintendo Switch Onlineはセーブデータのお預かりサービス以外にも、Nintendo64やゲームボーイのゲームが遊べるなど特典が満載なので、利用して損はないですよ！

2台持ちのデメリット5. セーブデータを共有できないソフトがある

Nintendo Switch Onlineに加入していても、セーブデータの共有に対応しているソフトでなければ、引き継ぎはできません。

セーブデータを共有できないソフトは、ゲームバランスの調整やデータ容量の問題であるケースが多いです。

ポケモンシリーズなどを2台のSwitchでプレイしたい方は、別々でソフトを購入しましょう。

2台持ちのデメリット6. 共有されたセーブデータは毎回ダウンロードする必要がある

セーブデータを2台目のSwitchに引き継ぐ際、注意したいのが毎回ダウンロードしなければならない点です。

2台目のSwitchへセーブデータを引き継ぐには、以下の手順を行う必要があります。

初期設定では、セーブデータのバックアップが自動で行われるため、実際は最新データを遊びたい本体にダウンロードするだけで済みます。

しかし、オフライン環境では最新のセーブデータのバックアップ、ダウンロードができないため、保存されているかの確認は必要です。

スイッチを2台持ちする際のアカウント・セーブデータの注意点

Switchを2台持ちするニンテンドーアカウントには、4つの注意点があります。

2台持ちを検討している方は特に確認しておきたいポイントですので、一つずつ詳しく解説します。

注意点1. 1つのアカウントで2台同時プレイはできない

Switchを2台持ちする一番の注意点は、1つのアカウントでは同時プレイできないことです。

家族共有のSwitchと、個人用で本体を分けていても、家族が自分のアカウントでオンラインゲームを遊び始めてしまうとプレイできなくなるので注意しましょう。

Switchを2台持ちする場合は、家族用のニンテンドーアカウントを登録しておくとよいでしょう。

注意点2. ダウンロード版を2台目でプレイできるのは購入者のアカウントのみ

一台目の「いつもあそぶ本体」に登録されているユーザーは、ダウンロード版ソフトを購入しなくてもプレイが可能です。

しかし、ダウンロード版のゲームソフトは、購入者のアカウントに紐づけられるため、2台目のSwitchでは購入アカウントのみしか遊べません。

また、購入アカウントであっても、一台目と2台目で同時プレイはできないので注意が必要です。

家族で同じゲームを共用プレイするのであれば、一台目のSwitchを「いつもあそぶ本体」として登録しておくとよいでしょう。

注意点3. 購入者のアカウントであればセーブデータの移行・共有が可能

Switchを2台持ちする場合は、ダウンロード版のゲームソフトをどのアカウントで購入したか確認しておきましょう。

購入者アカウントであれば、最新のセーブデータの移行や共有ができるため、2台目のSwitchを外に持ち出すときも続きが楽しめます。

外で2台目のSwitchを遊ぶ場合は、忘れずに最新のセーブデータをダウンロードしておきましょう。

注意点4. セーブデータの共有はオンライン環境が必要

セーブデータのバックアップ、ダウンロードは、Nintendo Switch Onlineに加入中のアカウントがインターネットに接続している場合のみ利用できます。

オフライン環境、Switch本体の電源が入っていない状態では、セーブデータのバックアップ、ダウンロードできないので注意しましょう。

最新のセーブデータをダウンロードせずに別の本体でゲームをプレイしてしまうと、自動バックアップがされません。

別の本体でプレイしたセーブデータをバックアップする場合は、手動でセーブデータのバックアップを行いましょう。

スイッチの2台目はNintendo SwitchとSwitchライトのどっちがおすすめ？

Nintendo Switchの2台目を購入する際、通常のNintendo SwitchとSwitch Liteどちらを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

ここで、それぞれの特徴を比較してみましょう。

	Switch	Switchライト
画像
料金	32,978円	21,978円
モード	TVモード・テーブルモード・携帯モード	携帯モード
サイズ	102mm × 239mm × 13.9mm	91.1mm × 208mm × 13.9mm
ディスプレイサイズ	6.2インチ	5.5インチ
重量	398g	275g
テレビモード	〇	×
テーブルモード	〇	×
携帯モード	〇	〇
遊べるソフト	全て	一部に限定
ジョイコン	あり	なし
テレビ接続	〇	×
背面スタンド	〇	×
本体保存メモリー	32GB	32GB
バッテリー持続時間	4.5〜9時間	3〜7時間
HD振動	〇	×
モーションIRカメラ	〇	×
Amazon	Switchを見る	Switchライトを見る

Nintendo SwitchとSwitch Liteはプレイできるモードが大きく異なるため、2台目を選ぶ際は用途に合わせるのがおすすめです。

たとえば、外出先で遊ぶ用に2台目のSwitchを探しているのであれば、携帯モードしか遊べないSwitch Liteでも問題ありません。

Switch Liteは通常のSwitchよりも本体価格が約1万円安いため、2台目のSwitchを安く手に入れたい方にもぴったりです。

しかし、家族と一緒に自宅で遊ぶ用や、すべてのゲームを遊びたい場合は、通常のNintendo Switchを選んだほうが満足できるでしょう。

外出先で遊ぶ用ならSwitch Lite、家族と遊ぶ用なら通常のNintendo Switchを選ぶのがおすすめです。

スイッチを2台持ちする際にセットで買っておくべきアイテム

ここからはNintendo Switchを2台持ちする際に、セットで買っておくべきアイテムを5つ紹介します。

コントローラー（プロコン）

「Nintendo Switch Proコントローラー」は、Switch一台につき、1つ欲しいアイテムです。

プロコンが2つあれば、片方がバッテリー切れを起こしても、再ペアリングすれば続けてゲームが楽しめます。

任天堂純正品のプロコンは、ゲームとコラボした限定モデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。

SDカード

SDカードを購入するなら、「Nintendo Switch動作確認済み」と記載された製品を選ぶのがおすすめです。

ストレージ容量が多く、読出速度が速いSDカードであれば、ゲームデータも多く保存できるので予算に合わせて選んでみましょう。

保護フィルム

保護フィルムは、画面割れや傷のリスクを軽減してくれるため、2台目のSwitch購入と同時に買っておきたいアイテムでしょう。

安価な保護フィルムも多く販売されていますが、「任天堂正式ライセンス商品」のマークがついているものを選ぶとより安心です。

モバイルバッテリー

外出用に2台目のSwitchを購入するなら、モバイルバッテリーも買っておくとバッテリー切れを心配せずに済みます。

特にNintendo Switch Liteを購入する場合、通常のSwitchよりもバッテリー切れしやすいので一緒に持ち歩くとよいでしょう。

収納ケース

2台目のSwitchを持ち歩かない場合でも、収納ケースを買っておくと汚れや傷から本体を守れます。

今回ご紹介している収納ケースはNintendo Switch Liteに対応していないので、Liteの購入を検討されている場合は、任天堂公式のキャリングケースがおすすめです。

スイッチを2台持ちするメリットに関するよくある質問

最後にSwitchを2台持ちするメリットに関する質問に5つ回答します。

「Switchのゲームソフト1つを2台で共有できる？」「セーブデータの共有は可能？」など、気になる方はぜひチェックしてみてください。

スイッチ2台をソフト1つで遊ぶことは可能？

Switchを2台持ちしたときに気になるのが、1つのゲームを2台目でも遊べるかどうかではないでしょうか。

結論からいうと、ダウンロード版の購入履歴があるアカウントであれば、2台目のSwitchでもプレイできます。

しかし、同時プレイはできないため、協力プレイや対戦を楽しみたいのであれば、別途ゲームソフトを購入する必要があるでしょう。

購入したダウンロード版のゲームを2台目のSwitchで遊ぶ場合、インターネットに接続されていないと遊べません。

また、パッケージ版のソフトは、カートリッジが挿入されている本体でのみプレイが可能です。

さらに、セーブデータはプレイする本体ごとに作成されます。

外出時と家でSwitchを分ける場合は、セーブデータの引っ越しやお預かりサービスの利用が必要なのも注意しましょう。

スイッチ2台持ちだとポケモンのセーブデータを共有できない？

Nintendo Switchにはセーブデータお預かり機能があるものの、ポケモンは基本的に対応していません。

2024年4月時点でNintendo Switch Onlineのセーブデータお預かりに非対応のポケモンソフトは以下の通りです。

ポケモンのデータが共有できないのは、交換やバトルの公平性を保つために必要なセキュリティ対策でもあります。

しかし、2台のSwitch間でセーブデータの引き継ぎはできないものの、ポケモンHOMEを利用すれば別の本体で育てたポケモンを移動させられます。

また、一台目ではスカーレット、2台目はバイオレット、のように別々のゲームをプレイし、図鑑埋めをすることは可能です。

2つのソフトが同時プレイできるのは、Switchを2台持ちしているメリットでもあるので、ぜひ試してみてください。

スイッチ2台目は子供アカウントでプレイできない？

Switchの2台目を購入後、子供のアカウントでゲームをプレイさせたい場合は、注意が必要です。

ダウンロードソフトを2台目でもプレイする場合、遊べるのは購入者アカウントのみになります。

たとえば、ダウンロードしたアカウント親Aが持っている本体を「いつもあそぶ本体」に設定した場合、同じ本体に登録している子供のアカウントならプレイが可能です。

しかし、2台目のSwitchでダウンロードソフトが遊べるのは、購入履歴のある親Aのアカウントのみで、子供のアカウントでは遊べません。

「いつもあそぶ本体」に設定できるのは一台のみで、同時プレイもできないため、子供とゲームを遊ぶには、もう一つ同じゲームソフトを購入する必要があります。

ゲームソフトの購入・管理方法によって遊べなくなってしまう可能性があるので、子供用に2台目のSwitchを購入する際は、注意しましょう。

2台のSwitchを連携解除する方法は？

2台のSwitchで使用していたニンテンドーアカウントの連携解除する方法は以下の通りです。

連携解除すると、Switch本体からプレイしていたゲームソフトやセーブデータが削除されます。

あらためてユーザーとニンテンドーアカウントを連携し直せば、購入済みのダウンロードソフトはプレイ可能なため、再購入する必要はありません。

Switchでデータを引き継ぎして両方の本体で遊ぶことは可能？

Switch本体に登録されているセーブデータを引き継ぎして、2台の本体間で遊ぶことは可能です。

ただし、以下の条件を満たしている必要があります。

Nintendo Switch Online加入者のみが利用できる「セーブデータのお預かりサービス」は、バックアップされているセーブデータをいつでも別のSwitchへ引き継げます。

たとえば、自宅用のSwitchで遊んでいたゲームデータをバックアップし、お預かりサービスから2台目のSwitchへダウンロードすると、ゲームを続きからプレイできます。

セーブデータの預かりサービスはあくまでも共有できるのはデータのみで、2台のSwitchで同時プレイができるわけではありません。

また、セーブデータのバックアップは「ソフト終了時」または「本体スリープ時」に行われるため、プレイ中のままでは引き継ぎできない点も注意しましょう。

まとめ：スイッチを2台持ちするメリットは？【アカウントやデータ移行についても解説】

本記事では、Switchを2台持ちするメリット・デメリットや注意点についてご紹介しました。

あらためてSwitchを2台持ちするメリット・デメリットについて確認しておきましょう。

これからSwitchを2台持ちしたい方は、本記事を参考にメリットを最大限に生かして楽しいSwitchライフをお楽しみください！