
発売当初は「ただのリモート専用機」「機能が限定的すぎる」と賛否両論だった『PlayStation Portal リモートプレーヤー』。
しかし現在、度重なるアップデートにより、その評価は大きく変わりつつあります。

これを読めば、あなたが3万円を投資すべきかどうかがハッキリと分かります!
目次
【結論】PlayStation Portalがいらないのは過去の話?環境次第で神デバイスに
結論から言うと、あなたの「遊びたいゲーム」と「プレイ環境」によって評価は天と地ほど変わります。
PlayStation Portalの評価
- 「外出先でFPSをガチる」 → 正直不要。 遅延で勝てない。
- 「ベッドでRPGを没入感たっぷりに遊びたい」 → 間違いなく神デバイスになる!!!
アップデートで評価を変えた「クラウドストリーミング」
発売当初、PS Portalは「自宅のPS5を起動して映像を飛ばす」ことしかできませんでした。
しかし、アップデートにより「クラウドストリーミング(ベータ版)」に対応したことで状況が一変。
PS Plusプレミアム加入者であれば、PS5本体を起動せずとも、サーバー上のゲームを直接PS Portalで遊べるようになったのです。
これにより、「単なるリモート画面」から「独立した携帯型PlayStation」へと進化を遂げつつあります。
なぜPlayStation Portalリーモートプレーヤーは「いらない」「ひどい」と言われるのか?
PlayStation Portalリーモートプレーヤーが「いらない」「ひどい」と言われる5つの理由をご紹介します。
① 遅延(ラグ)と画質
Wi-Fi経由である以上、コンマ数秒の遅延は物理的に避けられません。
『APEX』や『スト6』のような対人戦では、このわずかなラグが命取りになります。
「ガチ勢には向かない」というのは事実です。
② Bluetoothイヤホンが使えない
汎用的なBluetooth接続には非対応です。
手持ちのAirPodsなどが使えず、有線イヤホンか独自規格「PlayStation Link」対応の専用機器が必要になります。
これは正直、不便な仕様と言わざるを得ません。
③ Wi-Fi環境への依存度
「外出先で繋がらない」という声の多くは、公衆Wi-Fiの速度不足やポート制限が原因です。
快適に遊ぶには、自宅でも外出先でも「太い回線」が必須です。
④ 単体でオフラインプレイ不可
ネット環境がなければ、メニュー画面すら開けません。
飛行機内や山奥のキャンプ場などでは、ただの文鎮と化します。
⑤ スマホ+コントローラーで代用可能
「スマホに『Backbone One』などのコントローラーをつければ同じことができる」という意見について、確かに機能としては代替可能です。
では、なぜわざわざPS Portalを買う必要があるのでしょうか?
それでも「PS Portalリーモートプレーヤー」を買うべき3つの理由【スマホとの違い】
スマホでのリモートプレイとは決定的に異なる「体験価値(UX)」がここにあります。
PS Portalを買うべき3つの理由をご紹介します。
DualSense機能の完全再現
スマホコンでは再現できない、ハプティックフィードバック(繊細な振動)とアダプティブトリガー(重くなる引き金)に対応しています。
弓を引き絞る感触や、路面の凸凹が手に伝わる感覚は、まさに「手のひらに広がる次世代ゲーム体験」です。
「スマホを占有しない」という圧倒的メリット
ゲーム中にLINEの通知が来て画面が隠れたり、攻略サイトを見るためにいちいちアプリを切り替えたり、スマホリモートプレイの最大のストレスはこれです。
PS Portalがあれば、「右手で攻略サイトを見ながら、左手でゲームを進める」という快適なマルチタスクが可能になります。
寝転がりプレイの最適解
8インチの大画面は見やすく、重量バランスも絶妙に計算されています。
スマホにコントローラーを付けた時の「頭でっかち」な重心とは異なり、長時間持っていても手首が疲れにくい設計になっています。
あなたはどっち?「買うべき人」vs「代用品でいい人」比較表

PlayStation PortalとBackbone Oneのどちらがあなたに合うのか、以下の表でまとめました!
PS Portalリモートプレーヤー vs スマホコントローラー比較表
| 商品名 | PlayStation Portal リモートプレーヤー | Backbone One |
| 商品画像 | ![]() | ![]() |
| 価格(税込) (2025年11月時点) | 34,850円 | 15,950円 |
| 評価 | (4.5/5) | (4.0/5) |
| 画面サイズ | 8インチ (専用) | スマホ依存 (~6.7インチ等) |
| 振動・トリガー | DualSense完全対応 (ハプティック/アダプティブ) | 簡易振動のみ (ゲーム体験は異なる) |
| スマホ占有 | なし (スマホフリー) | あり (通知が来る) |
| おすすめ層 | 没入感重視・自宅メイン RPG/ADV好き | コスパ重視・外出先メイン スマホが大画面の人 |
| 購入リンク |
PS Portalリーモートプレーヤーを買うべき人(神デバイスになる人)
PS5のゲームを家中のどこでも、テレビを奪わずに遊びたい
- アクションRPG、アドベンチャー、シミュレーションゲームが中心
- スマホのバッテリー消費や通知を気にしたくない
- ゲーム体験の質(振動や没入感)を妥協したくない
Backbone Oneなどのスマホコンで十分な人
- 外出先のスキマ時間で少し遊ぶ程度
- コストを抑えたい(約1万円安く済む)
- すでに高性能な大画面スマホ(iPhone Pro Max等)を持っている
- 振動機能やトリガーの重さにはこだわらない
PS Portalの弱点を補う「必須級」周辺機器
PS Portalのポテンシャルを最大限に引き出すためのアイテムを紹介します。
音声遅延ゼロのワイヤレス環境:PULSE Explore ワイヤレスイヤホン
Bluetooth非対応の壁を越える純正イヤホン。
独自規格による「ロスレス・低遅延」オーディオで、音ズレのストレスから解放されます。
画面保護と持ち運び:Spigen ガラスフィルム / 耐衝撃ケース

8インチのタッチパネルは指紋が目立ちやすいため、ガラスフィルムは必須。
また、スティック部分を守るためにも専用ケースでの持ち運びを強く推奨します。
※現在Amazonでは売り切れ中
安定した通信環境の構築:TP-Link Archer AX6000 (Wi-Fi 6ルーター)
リモートプレイの安定性は、ルーターの性能で8割決まります。
もし古いルーターを使っているなら、Wi-Fi 6対応モデルに変えるだけで「遅延」や「画質低下」が劇的に改善する可能性があります。
まとめ
「PS Portalリモートプレーヤーはいらない」という評判は、用途と環境がマッチしていないケースが大半です。
記事のまとめ
- 「競技エイム」を求めるなら不要
- 「リラックスした極上のゲーム時間」を求めるなら必須

この体験価値に3万円を投資できるなら、PlayStation Portalはあなたにとって最高の相棒になるはずです。






