今回はこんな疑問を解決していきます。
PCのサウンドをより高音質にできる便利デバイス「サウンドカード」ですが、PCゲームを快適にプレイするためにはどんなサウンドカードを選べば良いのでしょうか?
目次
FPSにおすすめのサウンドカードの選び方
まずは、FPSにおすすめのサウンドカードの選び方を解説します。
どんなサウンドカードがいいか迷ったら、下記を基準に据えてみましょう。
FPSにおすすめのサウンドカードの選び方
- 内蔵型か外付けタイプか
- 音質や機能をチェック
- 入出力方式をチェック
それでは順番に解説していきます。
選び方1. 内蔵型か外付けタイプか
内蔵型サウンドカードは、マザーボードに直接取り付けられるボード状のデバイスです。
マザーボードに固定されているため移動できませんが、追加の電源が不要というメリットがあります。
一方、外付け型サウンドカードはUSBやThunderboltなどのポートに接続される、外部のデバイスです。
コンピューター間で簡単に接続できるためポータビリティが高いですが、外部のノイズや干渉によって影響を受ける可能性があります。
選び方2. 音質や機能をチェック
サウンドカード自体の音質や機能をチェックし、求めるレベルに達しているかで決める方法もあります。
なぜサウンドカードを導入したいのか、自分の目的意識が明確であれば比較しやすくなるでしょう。
より高品質なDAC(デジタル-アナログ変換器)やADC(アナログ-デジタル変換器)を搭載したサウンドカードであれば、よりクリアで正確な音質になります。
選び方3. 入出力方式をチェック
サウンドカードの入出力方式をチェックし、使いたい用途で確実に使えるか確認することも大切です。
入出力形式には、大きく分けて「アナログ入出力」「デジタル入出力」「USB接続」「Thunderbolt接続」とがあります。
Thunderbolt接続はThunderboltポートを介してコンピューターに接続される外付けのサウンドカードで使われており、低遅延で高品質なオーディオ処理を実現するのがメリットです。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード5選【プロも使用】
ここでは、FPSにおすすめの外付けサウンドカードを紹介します。
後から手軽にサウンドカードを追加できるシステムなので、初心者にもおすすめです。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード5選【プロも使用】
それでは順番に解説していきます。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード①ロジクールG ASTRO Gaming ミックスアンプ プロ
ロジクールG ASTRO Gaming ミックスアンプ プロは、音の合図を逃さないDolbyサラウンドサウンドによって映画のような3Dオーディオを実現するサウンドカードです。
ロジクールG ASTRO Gaming ミックスアンプ プロの特徴
- 音声チャットとゲームオーディオの切り替え、ミキシングを簡単に調整可能
- 干渉や遅延のないローカル音声コミュニケーションが可能
- 無料カスタマイズソフトウェアあり
無料で使える「ASTROコマンドセンターソフトウェア」では、スタムEQプロファイル、マイクレベル、入力・出力パラメータなどを作成できます。
イコライザーの設定やオーディオバランスの調整など、さまざまな設定を変更して理想的なサウンドを実現できるのが魅力として広がりました。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード②Sound Blaster X4 光
Sound Blaster X4 光は、スマートなボイスコミュニケーションに最適なサウンドカードです。
Sound Blaster X4 光の特徴
- 最大7.1のスピーカー出力と、最大7.1チャンネルのバーチャルヘッドホン出力
- 通話相手の声を聞きやすく調整する機能が搭載
- 発言する時だけマイクが有効に、発言しない時はマイクが無効となるVoiceDetect機能搭載
パンチのある重低音などのエフェクトや、足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなど、ゲーム内の重要な環境音をハイライトしてくれるのが特徴です。
PS5/PS4やNintendo SwitchとのUSB接続にも対応しており、ゲームサウンドをSuper X-Fiで楽しめるのもポイントです。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード③EPOS ゲーミング&PCオーディオアンプ
EPOS ゲーミング&PCオーディオアンプは、迫力あるサウンドを生み出すサウンドカードです。
EPOS ゲーミング&PCオーディオアンプの特徴
- 特製のDACチップが搭載されており、サウンドを正確に制御できる
- 目的に応じて特定の周波数帯域を強調したプリセットを使用できる
- 4つのプロファイル設定があり、好みのオーディオ設定を作成可能
ボリューム調整やタッチ操作が可能なLEDタッチパネルがあり、直観的な操作ができます。
初めてサウンドカードにこだわる人でも扱いやすく、使用シーンに分けて設定を保存可能できるのも魅力のひとつ。
特製のDACチップが搭載されており、サウンドを正確に制御できるなど、初心者からこだわり派まで幅広く利用できるのがメリットです。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード④クリエイティブ・メディア Creative Sound Blaster Play!3
クリエイティブ・メディア Creative Sound Blaster Play!3は、ソフトなしでもそのまま使える手軽なサウンドカードです。
クリエイティブ・メディア Creative Sound Blaster Play!3の特徴
- プラグアンドプレイ対応!ドライバーのインストールが不要
- リアルな3Dサウンドやバーチャルサラウンドサウンドを叶えるオーディオエンハンスメント機能搭載
- 価格が安くコストパフォーマンスが抜群
専用ソフトウェア「Sound Blaster Play! 3 コントロール パネル」をインストールすれば、24bit/96kHzのハイレゾ再生ができるなど拡張性が高くなっています。
32Ωから300Ωまでのヘッドホンに対応し、高インピーダンスヘッドホンも駆動可能です。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード⑤PHOINIKAS サウンドカード
PHOINIKAS サウンドカードはパソコン内部のノイズの影響を受けにくく、音質の低下を防いだクリアな高音質を楽しめるサウンドカードです。
PHOINIKAS サウンドカードの特徴
- 音量の調整、音声の切り替えなどがワンタッチでできる
- コアなABS高強度素材を採用した滑らかな外観を実現
- 取り回しの良い120cmのケーブルが付属して持ち運びにも便利
「ノーマル」「ゲーム」「ムービー」「ミュージック」の合計4種類のサウンドイコライザーが搭載されており、シーンによって使い分けられるのがポイント。
もちろんEQボタンひとつでイコライザー設定を簡単に変更できるので、個別にカスタマイズしたいときでも安心です。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード5選【プロも使用】
次に、FPSにおすすめの内蔵サウンドカードを紹介します。
外付けではなく内蔵サウンドカードが良い人は、下記を参考にしてみましょう。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード5選【プロも使用】
それでは順番に解説していきます。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード①Creative ハイレゾ対応 サウンドカード
Creative ハイレゾ対応 サウンドカードは、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルとして知られています。
Creative ハイレゾ対応 サウンドカードの特徴
- SBXテクノロジー搭載!ライブ感あふれる高音質サウンドを実現
- 最大600Ωインピーダンスのヘッドホンも駆動可能な独立したヘッドホン出力
- ロープロファイル用ブラケット付属
省スペースに優れたスリム型PCケースにも使用でき、汎用性が高いのがポイント。
SBX Pro Studioテクノロジーを活用しているためバーチャルなサラウンドスピーカーを作り出すことができ、360度の3Dオーディオの世界観をリアルに表現します。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード②クリエイティブ・メディア pci express x4 Sound BlasterX
クリエイティブ・メディア pci express x4 Sound BlasterXは、122dB DNR 32bit/384kHz ハイレゾ対応のゲーミングサウンドカードです。
クリエイティブ・メディア pci express x4 Sound BlasterXの特徴
- DTS Connectによるサラウンド サウンドのエンコーディング機能を搭載
- マルチチャンネル コンテンツをDolby AudioまたはDTSにエンコード可能
- ディスクリートヘッドホンバイアンプである「Xamp」を搭載
足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなど、ゲーム内の重要な環境音をハイライトする「Scout Mode」があるのが特徴です。
高感度なインイヤーモニターや平面駆動ドライバーなどのハイエンドヘッドホンなど、最大600Ωまでの様々なヘッドホンに対応しています。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード③クリエイティブ・メディア ハイレゾ対応 サウンドカード
クリエイティブ・メディア ハイレゾ対応 サウンドカードは、リバーブやピッチシフトなど幅広いマイク用エフェクトをフルコントロールできるサウンドカードです。
クリエイティブ・メディア ハイレゾ対応 サウンドカードの特徴
- 最大600Ωインピーダンスに対応するヘッドホン出力
- カード上に2つのマイク入力端子を搭載
- オーディオエンハンスメント機能によるエフェクトカスタマイズが可能
最大24bit/192kHzの優れた再生能力と、S/N比 106dB(実測値)というノイズの少ない高音質7.1チャンネルアナログ出力しているのがポイント。
ゲーム配信時のボイスチャットだけでなく、ミュージシャンの録音などにも適しているハイクオリティなサウンドカードとして知られています。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード④ASUS 5.1ch ハイレゾ対応 ゲーミングサウンドカード
ASUS 5.1ch ハイレゾ対応 ゲーミングサウンドカードは、リッチで詳細なサウンドと明確な低音を提供する300Ωヘッドフォンアンプを内蔵するサウンドカードです。
ASUS 5.1ch ハイレゾ対応 ゲーミングサウンドカードの特徴
- Realtek ALC1220Xコーデックによる116dBのSN比(SNR)を実現
- オーディオの歪みと干渉を最小限に抑える「ASUS Hyper Grounding Technology」搭載
- 汎用性の高いプロファイルブラケット付属
アナログ入出力ポート、デジタル入出力ポート、ヘッドフォンジャックなど、豊富な接続オプションが用意されているのが特徴です。
最大5.1チャンネルの出力と192kHz / 24ビットの高解像度オーディオを実現しており、クオリティにこだわりたい人におすすめです。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード⑤Creative ハイレゾ対応 サウンドカード PCIe Sound Blaster Z
Creative ハイレゾ対応 サウンドカード PCIe Sound Blaster Zは、カード上に高品質なDAコンバータを搭載したサウンドカードです。
Creative ハイレゾ対応 サウンドカード PCIe Sound Blaster Zの特徴
- フロントアナログ出力端子から24bit /192kHz処理の高品質ステレオ出力が可能
- ボイスチャットをクリアな音質にする「CrystalVoiceテクノロジー機能」搭載
- 「Sound Blaster Command」ソフトウェア技術に対応
ゲームプレイを強化する「Scout Mode」やクリアなコミュニケーションを可能にする「CrystalVoice」技術も搭載されています。
また、ディスクリート5.1chサラウンドとバーチャル7.1chサラウンドにより、臨場感あふれるオーディオ環境を提供します。
FPSでサウンドカードを使用するメリット・デメリット
ここでは、FPSでサウンドカードを使用するメリット・デメリットを解説します。
必須ではないと思われがちなサウンドカードをなぜ利用するのか、理由を探っていきましょう。
FPSでサウンドカードを使用するメリット
FPSでサウンドカードを使用するメリットは、下記の通りです。
FPSでサウンドカードを使用するメリット
- ゲームの臨場感や没入感が向上する
- 音の位置や距離感覚までわかるリアルな感覚を得られる
- 音の細部やニュアンスをより明確に聞き取れる
- オーディオ処理を高速化し、より低遅延でサウンドを再生できる
スピーディーな状況判断が必要なFPSでは、プレイ中に五感をフル活用する必要があります。
特に敵キャラクターの位置や味方の挙動などを音声で掴みとれるようになれば、プレイのクオリティも上がるでしょう。
プレイヤーの行動とサウンドの同期が向上し、リアクションタイムが短縮など技術的なメリットも多く、成果にこだわるFPSプレイヤーほどサウンドカードを活用しています。
FPSでサウンドカードを使用するデメリット
FPSでサウンドカードを使用するデメリットは、下記の通りです。
FPSでサウンドカードを使用するデメリット
- 費用がかかる
- ドライバーをインストールする手間がかかる
- 設定が合っていないとつかいづらい
サウンドカードを追加で用意する場合、当然ながらコストがかかるので予算と照らし合わせながら決めることが欠かせません。
ドライバーフリーなサウンドカードも増えていますが、原則としてドライバーのインストールが必要なため手間もかかります。
また、オリジナル設定にカスタマイズするときはゲームとの相性を見ながら判断していく必要性があり、初心者には敷居が高いと感じるかもしれません。
FPSのサウンドカードに関するよくある質問
最後に、FPSのサウンドカードに関するよくある質問を紹介します。
サウンドカード購入について悩んでいる人はご参考ください。
1. FPSでサウンドカードは必要?いらない?
大部分の現代のマザーボードには十分な品質のオンボードオーディオが組み込まれているため、サウンドカードがいらないという人も多いです。
実際に、プロゲーマーである釈迦さんもサウンドカードを使用していません。
音のクオリティはゲームの操作クオリティにも直結するので、結果にこだわりたい人はサウンドカードにもこだわることが多いです。
2. サウンドカードとアンプの違いは何?
サウンドカードとは、コンピューターやデジタルオーディオ機器に搭載されるハードウェアまたはソフトウェアであり、オーディオ信号を処理・再生するためのデバイスです。
一方、アンプはオーディオ信号の増幅を行う機器であり、スピーカーやヘッドフォンなどの出力デバイスに信号を送る際に使用されます。
サウンドカードはオーディオ信号を処理するものであり、デジタルからアナログへの変換やエフェクト処理をするもの、と理解するのがよいでしょう。
3. Apexでサウンドカードは必要?
Apexにおいても、サウンドカードが必須ではありません。
ゲーム内のサウンドエフェクトを適切に再生するには、オンボードオーディオで十分とする人も多いです。
おすすめApex Legendsのおすすめサウンドカード9選【プロゲーマー使用サウンドカード】
サウンドカードの売れ筋ランキングをチェック
人気ショッピングサイトでのサウンドカードの売れ筋ランキングは下記をご覧ください。
サウンドカードの販売数が多いランキング上位の商品を抑えておきたい方は必見です。
まとめ:FPSにおすすめのサウンドカード10選【プロも使用】
本記事ではFPSにおすすめのサウンドカードの選び方やFPSにおすすめのサウンドカード10選、FPSでサウンドカードを使用するメリット・デメリットについてご紹介しました。
改めてFPSにおすすめのサウンドカードの選び方を確認しておきましょう。
FPSにおすすめのサウンドカードの選び方
- 内蔵型か外付けタイプか
- 音質や機能をチェック
- 入出力方式をチェック
FPSにおすすめの外付けサウンドカード5選は以下の通り。
FPSにおすすめの外付けサウンドカード5選
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード5選は以下の通り。
FPSにおすすめの内蔵サウンドカード5選
本記事を参考にサウンドカードを選び、最高のFPSゲームライフをお楽しみください!