
「画面が綺麗らしいけど、数千円高く払う価値はある?」「焼き付きや耐久性が心配」と迷っている方も多いはず。
結論から言うと、「テレビモード(ドック接続)でしか遊ばない人」は有機ELモデルを選んでもあまりメリットを感じにくいです。
逆に、「携帯モードやテーブルモードを多用する人」にとっては、これ以上ない最高のデバイスです。

目次
【結論】有機ELモデルを買って「後悔する人」vs「満足する人」
有機ELモデルは万人向けのアップグレード版ではありません。
あなたの「遊び方」によって評価が180度変わります。
後悔する人(通常モデルで十分な人)
- ゲームプレイの9割以上がテレビまたはゲーミングモニター接続
(TV出力時の画質・フレームレートなどの性能は通常版と全く同じだからです) - とにかく安く済ませたい(コスパ最優先)
- 対戦ゲームガチ勢で、常に有線LANアダプタ付きの高性能モニター環境でプレイしている

満足する人(有機ELモデルを買うべき人)
- ベッドやソファ、外出先など「携帯モード」で遊ぶ頻度が高い
- 『ゼルダの伝説』や『メトロイド』など、映像美を楽しみたい
- テーブルモード(スタンド使用)で友人や家族と遊びたい
- 旧型Switchのバッテリー持ちが悪くなってきたので買い替えたい
有機ELモデルと通常モデルの決定的な違い(スペック比較)
「画面が綺麗になっただけ」と思われがちですが、実は細かい使い勝手が大きく向上しています。
Switch有機EL vs 通常モデル比較表
| 項目 | 有機ELモデル | 通常モデル |
| 商品画像 | ![]() | ![]() |
| 画面サイズ | 7.0インチ有機EL | 6.2インチ液晶 |
| 背面スタンド | フリーストップ式ワイド | 固定式(細い) |
| 有線LAN端子 | ドックに標準搭載 | なし(別途アダプタ要) |
| 本体保存メモリー | 64GB | 32GB |
| スピーカー | 高音質スピーカー | 標準 |
| 価格(税込) | 49,980円 | 32,978円 |
「ベゼルの狭さ」による没入感の違いは圧倒的です。
また、有線LANポートがドックに標準搭載された点は、非常に大きなメリットです。
「後悔」の正体は? ネット上のネガティブな噂を検証

検索候補に出てくる「焼き付き」「壊れやすい」といった不安要素について、最新の状況を検証しました。
検証①:画面の「焼き付き」は本当に起きる?
結論として、通常のゲームプレイ頻度ではほぼ心配不要です。
有機ELパネルの技術向上により寿命が延びており、何千時間も同じ静止画を表示し続けなければ焼き付きは起きにくくなっています。
本体機能として「自動スリープ」や「画面焼け軽減」機能も搭載されており、対策は万全です。
検証②:画面は壊れやすい?
ガラス素材のため衝撃には注意が必要ですが、対策済みです。
有機ELモデルの画面表面はガラス素材になっており、高級感と透明度が向上しています。
割れやすさが懸念されますが、最初から「飛散防止フィルム」が貼られています。
ただし、傷防止のために別途「保護フィルム」を貼ることは必須レベルで推奨します。
実際に使って感動した「有機ELモデル」のメリット

筆者が実際に通常版から乗り換えて感動したポイントを紹介します。
メリット①:黒の表現力が段違い(没入感UP)
有機ELは「黒」を表示する際に画素を消灯するため、液晶のような白っぽさがありません。
たとえば『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の夜のフィールドや、『メトロイド ドレッド』の暗いステージでは、有機ELならではの「真っ黒」がはっきりと分かります。
ホラーゲームの暗闇や、宇宙を舞台にしたゲームでの「真の黒」の表現力は圧巻。
携帯機とは思えない没入感に浸れます。
メリット②:テーブルモードが「実用的」になった
旧型の細いスタンドは、少しの振動ですぐにパタンと倒れてしまい、正直使い物になりませんでした。
有機ELモデルの「フリーストップ式ワイドスタンド」は、Surfaceのように無段階で角度調整ができ、安定感も抜群。
カフェや新幹線でコントローラーを分けて遊ぶ際のストレスがゼロになりました。
メリット③:スピーカー音質の向上
スピーカー構造が一新されており、クリアで迫力のある音が出ます。
イヤホンなしで寝転がって遊ぶ際、BGMや効果音の聞こえ方が明らかに良くなっています。
【最新】おすすめの購入ガイドと必須アクセサリー
有機ELモデルを購入するなら、以下の本体モデルとアクセサリーをあわせて揃えるのがおすすめです。
おすすめモデル
おすすめの本体モデル①Nintendo Switch(有機ELモデル) ホワイト
Nintendo Switch(有機ELモデル) ホワイトは、どんな部屋のインテリアにも馴染みやすい落ち着いたカラーが魅力のモデルです。
テレビ台やデスク周りを白やグレーで統一している人にとっても相性が良く、設置してもガジェット感が出すぎません。
また、クリーンな見た目のおかげで、リビングに置いても生活感が出にくく、おしゃれなゲーム環境をつくりやすいのもポイント。
「見た目にもこだわってSwitchを置きたい」という方には、まず候補に入れておきたい1台です。
おすすめの本体モデル②Nintendo Switch(有機ELモデル) ネオンブルー/ネオンレッド
ネオンブルー/ネオンレッドは、一目で「Switch」とわかる定番のカラーバリエーションです。
ポップで明るい色合いなので、家族みんなで共有したい方や、お子さん用として選ぶ方にも非常に人気があります。
ゲーム画面とコントローラーの色がカラフルで、写真や動画を撮ったときにも映えやすいのが特徴。
SNSにゲーム環境をアップしたい人や、にぎやかなデザインが好みの方にはこちらのネオンカラーがぴったりです。
同時に買うべき必須アイテム
必須アクセサリー①有機ELモデル対応 画面保護ガラスフィルム
有機ELモデルの魅力は、なんといっても発色の良い美しいディスプレイですが、そのぶん傷がつくと非常にもったいないです。
本体を開封したら、まず最初に貼っておきたいのが「画面保護ガラスフィルム」です。
とくにNIMASOやホリ(HORI)製のガラスフィルムは貼りやすく、気泡も入りにくいと人気があります。
Switchを持ち運ぶ機会が多い人や、子どもと一緒に遊ぶ人は、早い段階での保護が必須と言えるアクセサリーです。
必須アクセサリー②グリップコントローラー(携帯モード用)
携帯モードで長時間プレイする予定があるなら、グリップ一体型のコントローラーを用意しておくと快適さが大きく変わります。
標準のJoy-Conは軽くて便利な一方で、長時間握っていると手が疲れやすいのが弱点です。
とくにホリ製のグリップコントローラーは握りやすい形状になっており、プロコンに近い安定した操作性を実現してくれます。
アクションゲームやTPS・RPGなどをじっくり遊びたい人にとっては、「本体と同時に買っておいて良かった」と感じやすい定番アクセサリーです。
有機ELモデルに関するよくある質問(FAQ)
最後に有機ELモデルに関するよくある質問をまとめました!
Q. 有機ELモデルはテレビに繋ぐと画質が良くなりますか?
A. テレビモード時の画質・性能は通常モデル(最大1080p/60fps)と同じです。
ドック自体に有線LAN端子がついている違いはありますが、映像出力性能に差はありません。
Q. 既に通常モデルを持っていますが、買い替える価値はありますか?
A. バッテリーが劣化している場合や、携帯モードで頻繁に遊ぶ場合は価値があります。
ユーザーデータやセーブデータの移行も簡単に行えます。
Q. 有機ELモデルの見分け方は?
A. 箱が縦長になっているのが特徴です。
また、本体背面のスタンドが画面幅いっぱいのワイドサイズになっていれば有機ELモデルです。
Q. 中古で有機ELモデルを買うのはアリですか?
A. 画面の状態(傷や焼き付きの有無)やジョイコンのドリフト現象など、リスクがあるため基本的には新品推奨です。
特に有機ELパネルの状態は実物を見ないと判断しづらいため、通販での中古購入は注意が必要です。
まとめ:携帯モードを使うなら「買い」、TV派なら「ステイ」

携帯モードでのプレイ時間が全体の3割以上なら、有機ELモデルへの投資(差額)は十分に元が取れます。
画面の美しさは、ゲーム体験そのものの質を底上げしてくれます。
逆に、テレビに繋ぎっぱなしの方は通常モデルのままでOKです。浮いたお金で新しいソフトやプロコンを買いましょう。
自分のプレイスタイルに合わせて、後悔のない選択をしてください!






