『ポケモンピンボール』は、任天堂から1999年4月14日に発売されたゲームボーイ用アクションゲームです。続編の『ポケモンピンボール ルビー＆サファイア』とあわせて、ポケモンの世界観でスコアアタックを楽しめるピンボールゲームとして、いまでも根強い人気があります。
最近では、ホロライブ所属の猫又おかゆさんがゲーム配信をして話題になっています。
／
本日22時からポケモンピンボール✦
いっぱいポケモンGETじゃぞ〜〜！https://t.co/YXApiFKvAn
＼ pic.twitter.com/JqWlQ5ELpd— 猫又おかゆ (@nekomataokayu) December 1, 2025
一方で、「今でも遊べるデバイスはあるのか？」「Switch版は出ているのか？」「似た感覚で遊べるソフトは？」と疑問を持つ方も多いはずです。
目次
【結論】現在「ポケモン ピンボール」のSwitch版は公式には未配信
まず最初に、もっとも気になるポイントからはっきりお伝えします。
初代『ポケモンピンボール』（ゲームボーイ）および続編『ポケモンピンボール ルビー＆サファイア』（ゲームボーイアドバンス）は、いずれもNintendo Switch Online向けに配信されているという公式発表は出ていません。
公式からのSwitch版アナウンスはなし
これまでに、ポケモン関連のスピンオフ作品はいくつかNintendo Switch Onlineに追加されていますが、ポケモンピンボールシリーズに関する正式なリリース情報は出ていません。
リークや噂レベルの話題は過去に出たものの、現時点では確定情報ではありません。
ポケモンピンボールってどんなゲーム？【ゲーム概要】
まずは、配信などで初めてタイトルを聞いた方向けに、ゲーム内容をざっくり整理しておきます。
基本ルール：ピンボールでポケモンを「つかまえる」
- 画面下のフリッパーでボールを弾き、盤面上のターゲットに当ててスコアを稼ぐ
- 特定のギミックを満たすと「ポケモン出現」や「ゲットチャンス」に突入
- 決められた回数ボールを当てることで、そのポケモンを捕まえられる
- 集めたポケモンが図鑑に登録されていき、図鑑埋めが大きなモチベーションになる
単なるピンボールではなく、「ピンボール＋ポケモン図鑑集め」という二軸の遊びが融合しているのが最大の特徴です。
初代『ポケモンピンボール』（ゲームボーイ版）の特徴
- 赤・青の2種類のテーブル（フィールド）が存在
- 初代ポケモン（カントー地方）を中心に、多くのポケモンを集められる
- ゲームボーイ用カートリッジに振動機能（バイブレーションカートリッジ）が搭載されていた
当時としてはかなりインパクトのあるギミックで、「ポケモンでピンボール？」と話題になった作品です。
『ポケモンピンボール ルビー＆サファイア』（GBA版）の特徴
- 舞台はホウエン地方で、ルビー・サファイアのポケモンがメイン
- ルビーフィールド／サファイアフィールドの2種類のテーブル
- 初代と比べて演出やギミックがパワーアップし、やり込み要素も増加
配信でこのGBA版をプレイしている姿を見て、「映像が初代よりリッチで遊びやすそう」と感じた人も多いはずです。
今Switchで遊べる！ポケモンの過去作＆関連作品まとめ
ポケモンピンボール自体はNintendo Switch向けに配信されていませんが、Switchではポケモンの世界を楽しめるタイトルが多数プレイ可能です。
ここでは、特に「配信で久しぶりにポケモン熱がぶり返した人」や「ポケモンの雰囲気を気軽に味わいたい人」に向けて、今からでも遊びやすい作品をピックアップして紹介します。
この記事で紹介する主なソフト
- ポケモンの世界をどっぷり味わえる最新作
- スキマ時間に遊べるパズル系スピンオフ
- 昔のポケモンに近い雰囲気を楽しめるタイトル
オープンワールドで冒険できる最新作：『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、シリーズ初の本格的なオープンワールドを採用したタイトルです。プレイヤーはパルデア地方を自由に駆け回りながら、ジム攻略やストーリー、探索を自分のペースで進められます。
- フィールドを自由に歩き回りながらポケモンを捕まえられる
- ジム戦やストーリー進行の順番をある程度自由に選べる
- オンライン要素もあり、友だちと同じ世界を一緒に冒険できる
「とにかく最新のポケモンをSwitchで遊びたい」「昔のポケモンは触っていたけど、久しぶりに戻ってきたい」という人には、まずここから始めると世界観に一気に入り込みやすいです。
初代世代にも刺さるリメイク系：『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ／イーブイ』
『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ／イーブイ』は、初代『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースにした作品で、カントー地方と初代151匹ポケモンにフォーカスした内容になっています。
- 昔ながらのストーリーを、現代風のグラフィックとUIで遊べる
- モンスターボール Plusなどの周辺機器とも連動可能
- 操作がシンプルで、シリーズに慣れていない人でも進めやすい
ゲームボーイ時代にポケモンを遊んでいた人にとっては、「当時の記憶を思い出しながら遊べる1本」です。配信でポケモンピンボールを見て懐かしくなった世代にも相性が良いタイトルと言えます。
スキマ時間にぴったり：『ようこそ！ポケモンカフェ ～まぜまぜパズル～』（Pokémon Café ReMix）
『ようこそ！ポケモンカフェ ～まぜまぜパズル～』（Pokémon Café ReMix）は、ポケモンたちと一緒にカフェを切り盛りするパズルゲームです。N
intendo Switchとスマートフォン（iOS / Android）向けに配信されており、基本プレイは無料（一部アイテム課金あり）で楽しめます。
- 同じポケモンのアイコンをぐるぐる「まぜまぜ」してつなげるだけの直感操作
- ポケモンごとのスキルを活かしてオーダーをこなすクッキングパズル
- 仲良くなったポケモンがカフェスタッフになり、衣装や強化要素も楽しめる
1ステージあたりのプレイ時間が短めで、通勤・通学のスキマ時間や寝る前のちょっとした時間に遊びやすいのが魅力です。「ガッツリRPGを遊ぶ時間はないけど、ポケモンに触れていたい」という人にぴったりのタイトルです。
写真撮影で楽しむスピンオフ：『New ポケモンスナップ』
『New ポケモンスナップ』は、カメラを構えてポケモンたちの自然な姿を撮影していくフォトアドベンチャーです。NINTENDO64で発売された『ポケモンスナップ』の流れを汲んだ新作で、Switch向けに最適化されたグラフィックと操作性が特徴です。
- 決められたルートを移動しながら、ベストショットを狙って撮影
- ポケモンたちのしぐさや表情を観察する、まったり系の遊び方
- 撮った写真を見返したり、評価をもらったりするコレクション要素も充実
ピンボールのようなアクション性とは違いますが、「ポケモンの世界を眺めていたい」「癒やされたい」というニーズには非常にマッチする1本です。
Switchで古めのポケモン作品を遊ぶために知っておきたいこと
「昔のポケモンに近い雰囲気の作品を、できるだけSwitchで遊びたい」という人向けに、Nintendo Switch Onlineまわりの情報も押さえておきましょう。
Nintendo Switch Onlineに加入して遊べるポケモン関連タイトル
Nintendo Switch Online向けには以下のようなポケモン関連タイトルが配信されています（地域やプランによって遊べる内容が異なる場合があります）。
いずれも「ポケモンピンボール」とはジャンルが異なりますが、当時のポケモンコンテンツをSwitchで楽しみたい人には有力な選択肢です。
Nintendo Switch Onlineを利用する際のポイント
- オンラインプレイやクラウドセーブなどもセットになった有料サービス
- プランによって遊べるハード（GB/N64など）が変わる
- 過去作の追加ラインナップは今後も更新される可能性がある
なお、ゲームボーイやゲームボーイアドバンスの本編ポケモン（赤・緑・金・銀・ルビー・サファイアなど）は、現時点ではSwitch Onlineで配信されていません。あくまで「カードゲーム」や「スタジアム系」など、一部の関連タイトルのみが遊べる形になっています。
今後Switchに追加される可能性のあるポケモン作品は？
「今は遊べないけど、将来的にポケモンピンボールや昔の本編が追加されることはあるのか？」という点も気になるところです。
現時点では、ポケモンピンボールやゲームボーイ時代の本編ポケモンがSwitch Onlineに追加されるという公式発表はありません。
一方で、これまでにも「ポケモンカードGB」や「ポケモンスタジアム」など、過去作品が段階的にSwitch Onlineへ追加されてきた実績はあります。そのため、将来的に何らかの形でラインナップが広がる可能性はあるものの、いつ・どのタイトルが来るかは完全に未定です。
まとめ｜ポケモンピンボールの代わりに、Switchでは過去作＆関連作で世界観を楽しもう
最後に、本記事で紹介したポイントを整理します。
本記事のまとめ
- ポケモンピンボールは2025年時点でSwitch向けに配信されていない
- その代わりに、Switchでは『スカーレット・バイオレット』『Let’s Go! ピカチュウ／イーブイ』などでポケモンの世界をしっかり楽しめる
- 『ようこそ！ポケモンカフェ ～まぜまぜパズル～』は、スキマ時間に遊べるカジュアルなポケモンパズルとしておすすめ
- Nintendo Switch Onlineでは「ポケモンカードGB」や「ポケモンスタジアム」など、一部のレトロ作品をプレイできる
- 本編GB/GBA作品やポケモンピンボールの追加は現時点では未定だが、今後のラインナップ更新には注目する価値がある
ポケモンピンボールそのものをSwitchで遊ぶことはまだできませんが、今のSwitch環境でも、ポケモンの世界観を味わう手段はたくさん用意されています。
猫又おかゆさんの配信などで久しぶりにポケモン熱が再燃した人は、自分のプレイスタイルや、当時ハマっていた作品の記憶に合わせて、まずは1本選んで遊んでみてください。
